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卵1日何個までOK?栄養バランスを考えた食事が大切

中性脂肪値が基準値より高いとお医者様から聞くと
どんな食事をしていこうかと
迷ったりしませんか?

私は診断が終わった帰りその足で
本屋さんへ立ち寄り何冊か
中性脂肪値を下げるための本を入手しました。

卵の食べ過ぎは体によくないと耳にしますが、
便利な食材のひとつです。
朝ごはんからおやつまで幅広く使っています。

卵アレルギーの人が気の毒だと思うぐらい
美味しく安価に手に入る卵。
それだけに食べ過ぎはよくないだろうけど
適量がどれぐらいなのかとても気になりました。

このページでは卵は1日何個までOK?を考えていく上で

【1】卵一個の栄養価

【2】コレステロール値が高い食材を我慢してもあまり意味がない

【3】食事はバランスが大切

についてお話します。

【1】卵一個の栄養価

栄養バランスを調べると
「理想は毎食たんぱく質を摂った方がいい」と
耳にしたことはありませんか?

1番難しいのが朝食。
意識しないと忘れてしまいがち。
そんな時に便利なのが卵。
生でもスクランブルエッグでも
手軽に料理が出来て続けやすいです。

卵1個あたりの栄養価はカロリーは約80kcal。
たんぱく質は約6g
脂質5.2g、炭水化物0.2gです。

また、卵の脂質には必須脂肪酸のリノール酸が
豊富に含まれている上に卵黄と卵白には
ビタミン、ミネラルも含まれているので
栄養のバランスがとても優れていると言われています。

具体的には卵黄には脂溶性ビタミンであるビタミンA、
ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKや水溶性ビタミンのビタミンB1、
ミネラルの鉄が多く含まれており、
卵白にはビタミンB2やカルシウムを多く含有しています。

ただし
卵は完全栄養食品と言われていますが、
ビタミンCと食物繊維はありません。

ビタミンCと食物繊維を補うとしたら
キウイをはじめ、フルーツや野菜を
献立の中に足していきましょう。

【2】コレステロール値が高い食材を我慢してもあまり意味がない

実は血液中のコレステロールに占める
食事性コレステロールの割合は2割程度です。
後の8割は主に肝臓で合成されています。

人間の体は精密機械以上で
コレステロールの摂取量が少ないときは、肝臓で合成が促進され、
多いときは少なめに作られます。
一定の量に保てるよう、カラダはできているんですね。

コレステロールは生体膜やホルモンの原料になったり、
栄養の吸収にかかわる胆汁酸の原料になったりします。
コレステロールは、悪者にされがちだけど
不足すると肌や髪はパサパサになったり、細菌に感染しやすくなります。

ひどいケースでは血管の細胞が弱くなって
脳内出血などが起こりやすくなると聞くと
卵を全く食べないというのは乱暴な考え方かもしれません。

また最近では総コレステロール値よりも
LDL(悪玉)コレステロールの体内酸化が
問題になってきています。

この酸化したLDL(悪玉)コレステロールの生成を防ぐ
ポリフェノールを含んだ食品も食べていきましょう。

【3】食事はバランスが大切

食生活を見直し始めるとついつい、
ひとつひとつの食材について
フォーカスして考えがちです。

卵も例外ではありません。
『じゃあ1日何個食べたらいいの?』と聞かれると、
『○個です』とはっきりとは言えません。

確かなことは、
卵は摂り過ぎると脂質異常症のリスクなどもあるので、
食べ過ぎはよくないですとお伝えしたいです。

やはり1日1~2個くらいが理想的といえるでしょう。
もちろんほかの料理とも併せて考えて、
適切量を美味しく食べていきましょう。

また似て非なる食材として
コレステロールを「多く含んでいるモノと」
「上げるモノ」があります。

具体的にどんな食材に注意するかというと
飽和脂肪酸(=動物性脂肪)を含む
バターや脂身つきの肉、アイスクリーム等です。

だからといって食べることを我慢すると
ストレスに繋がるので無理はやめましょう。
工夫一つで罪悪感なしで食べられます。

例えばどうしてもお肉が食べたいときは
肉の脂身は脂身をカット、
鶏肉だったら皮を除きましょう。

ラム肉だったら脂肪分が少なく
ビタミンBが豊富と知っていれば
潔く味わえます。

またゆでた野菜と食べる、
煮物に加えるなど調理過程で
油を多く使わない方法を選ぶことも賢いですね。

トランス脂肪酸を含む、マーガリン、ケーキ
クッキーなども積極的に食べない方がよいでしょう。

(まとめ)

【1】卵一個の栄養価

【2】コレステロール値が高い食材を我慢してもあまり意味がない

【3】食事はバランスが大切

このようには1日何個までOK?を考えていきましたが
卵と1個といっても
ゲージ飼いと平飼いの違いや
飼料の種類によって安全性や値段も変わってきます。

何を優先に考えて卵を選ぶかはそれぞれですが、
中性脂肪値を基準値範囲内に戻すためには
一つの食材ばかりに気をとられるのはやめましょう。

何ごとも偏りすぎは要注意です。
卵の摂取量は1日単位ではなく、
1週間単位で管理すると厳しくなく食べ過ぎ防止につながります。

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