揚げ物は健康に悪いと耳にしたことはありませんか?
確かに油を多く使う調理方法なので、
どうしてもオイルの取りすぎにつながります。
脂質は他の栄養素よりも倍のカロリーがあるので
少しの量でも高エネルギーになってしまいます。
このページでは揚げ物が健康に悪い理由について紹介します
揚げ物。若い時よりも年齢を重ねると食べる頻度が減る調理方法かもしれません。
しかし熱々の揚げたてのフライ物、時々無償に食べたくなる時があります。
たまに食べるならば特に問題はありません。
しかし外食で選ぶお弁当、定食屋さんで食べるメニューが
お腹が一杯になりやすいよう油ものが多いようだと
どうしても中性脂肪値は下がりにくくなります。
まず揚げ物の中でフライの衣は吸油率が高いことを知っておいて下さい。
特に外食店では見た目のボリュームを出すために
わざと衣を厚めにつけて提供しているケースも珍しくありません。
食材にピッタリ衣がついている時は仕方がありませんが、
箸で掴むとポロッと外れる時がありませす。
その時は衣は思い切って残すようにしましょう。
また油を使わなり調理方法の料理を選ぶ習慣にしましょう。
揚げる>炒める・煮る>蒸す・網焼き>茹でる
この順番でエネルギー量が高いです。
同じ食材でも油を使わない調理法ならエネルギーを押さえられます。
牛もも肉の脂身つき 100グラムで約210キロカロリーですが
揚げると340キロカロリー、茹でると190キロカロリーと差が出ます。
ミックスフライよりもしゃぶしゃぶ、蒸し鶏など
油を使わないメニューを選ぶと
一気に低エネルギーな主菜となり、食べ過ぎ防止につながります。
栄養素1グラムあたりのエネルギーを比較すると
タンパク質と炭水化物が1gあたり4キロカロリーに対して
脂質1グラムあたり9カロリーと倍以上違います。
よって脂質が多い料理はその分太りやすくなります。
また油っこい料理が好きな人は味が濃いものが
好きな傾向があります。
例えばマカロニポテトサラダと海藻サラダだったら
マカロニポテトサラダを選ぶことが多くありませんか?
マヨネーズの摂りすぎにも注意が必要です。
なぜならマヨネーズの75%は油。そして卵から作られています。
カロリーが気になるようだったらこのようなマヨネーズを作るも一つの代案です。
調味料のカロリー・主原料は意外と落とし穴なので注意しましょう。
揚げ物がどうしても食べたくなったら違う食材で工夫する方法もあります。
先日テレビ番組で管理栄養士 菊池理由子さんさんが
お肉の代わりにコレがお勧めと紹介していました。
コレとはスバリ高野豆腐です。
高野豆腐を肉もどき料理に使うとは意外だと思いませんか?
カロリーを抑えるためにも糖質を控えるためにも一度試して見る価値アリです。
●高野豆腐の青椒肉絲
牛肉の細切りを高野豆腐に置き換えます。
作り方は高野豆腐をお湯で戻した後細切りにし、片栗粉をまぶして炒めます。
ピーマン(赤と緑)、たけのこを細切りにした後フライパンに入れます。
味付けはオイスターソース、しょうゆ、酒、鶏ガラスープで作ります。
水溶きかたくりこでとろみをつけ餡を作れば完成です。
赤と緑の色が鮮やかで食欲が増すレシピです。
アレンジとしては人参のオレンジもキレイです。
味付けはお好みによって昆布だしやにんにくで
パンチを効かせるのもありです。
●高野豆腐のドライカレー
このレシピはフードプロセッサーがないと手間がかかります。
高野豆腐、玉ねぎをフードプレッサーでみじん切りをしたと、
カレー個、トマトケチャップ、ソース、鶏ガラスープで炒めます。
きのこ類を入れてボリュームアップさせても
カロリー数はそんなに高くないので問題はありません。
またミックスベジタブルを使用すると,かなり時短に繋がります。
●高野豆腐ステーキ
たれ(醤油、お酒、みりん、しょうが汁)に高野豆腐を浸し、
小麦粉をまぶして5分焼くだけ。
小麦粉の代わりにから揚げ粉を使うと更にカリッとします。
揚げ物を食べないと食べた気がしない、
さっぱり系の味つけや地味なメニューだと物足りない気がする。
きっと食わず嫌いかもしれません。
これを機会にちょっと普段は手を出さないジャンル
味付けにチャレンジするのも面白いかもしれません。
特に高野豆腐は煮物に使うぐらいしかイメージ湧きませんでした。
油は確かに美味しいです。
トーストにバターは今でも大好物です。
しかし好きなものばかり食べていると栄養バランスは崩れやすいです。
どうしてもお肉を食べたくなった時は、
牛ヒレ肉の岩塩焼きや蒸し鶏のネギソースがけなど
油を多く使わない調理方法の食事を楽しむことが大切です。
(まとめ)
中性脂肪値が高いと知ってからはじめて
油の取りすぎに気がつく人が大変多いです。
私も血液検査でお医者さんに説明を受けるまで気にしていませんでした。
揚げ物を全てヤメてしまうのはストレスの原因になります。
はじめは「他の調理方法はないかな?」
「こっちの食材の方がカロリー低いかな?」と
一度考えてから選ぶ習慣をつけるところからはじめてみましょう。