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痩せているのに中性脂肪が高い理由|隠れ肥満を疑ってみよう

中性脂肪値が高いと聞くと太っている人をイメージしますが、
外見上は痩せているのに中性脂肪値が基準範囲外の方がいらっしゃいます。
なぜだろうと不思議に思いませんか?

痩せているのに中性脂肪値が高いのは理由がいくつかあります。
遺伝や病気もありますが、隠れ肥満担になっているケースがとても多いです。
このページでは内蔵脂肪の落とし方について紹介します。

血液検査の結果で中性脂肪値が高いとびっくりする人が大半なのは
体重や血圧と違って自分では測りにくい数値だからです。
特に痩せている人にとってはショックの度合いが強くなります。

なぜなら中性脂肪が高い=太っている、というイメージが強いからです。
しかしとても痩せているのに中性脂肪は高い人はいます。
痩せているのに中性脂肪値が高い理由は、いくつかの理由が考えられます。

まず可能性は高くないけれど、遺伝と病気のケースがあります。
これは自分の力だけではなかなか改善が難しいです。
対策方法を間違えないよう、次の項目チェックしてみて下さい。

【原因が遺伝の場合】

・脂質を取りすぎた覚えがない
・暴飲暴食をすることなく規則正しい食生活を送っている
・家族で心臓病などで若くして亡くなった人がいる

【原因が別の病気が関連している場合】
・甲状腺機能低下症や腎不全、糖尿病などを患っている
・女性ホルモンの薬を服用中

この場合はかかりつけのお医者さんに相談し、
中性脂肪値が高いことの不安を解消するには
どんな方法があるのかを聞いてもらうことが大切です。

お医者さんも忙しい方が多く、
患者さんの顔よりもパソコン画面を見ている時間が長い診察も
珍しくありませんが、自分の体を守るためには強い意志を持って話しましょう。

一番多いのが内蔵脂肪をためこんでいるケースです。
体脂肪には皮下脂肪と内蔵脂肪があります。違いはご存知ですか?
皮下脂肪とはお腹、お尻、太もも、二の腕につく脂肪です。

男性よりも女性に多く、体型が崩れてしまうため嫌われがちの皮下脂肪です。
生活習慣病と直接的な関係はないと言われていますが
多すぎると内蔵を圧迫していくので注意が必要です。

もう一方の内臓脂肪は文字通り腸などの内蔵周辺につく脂肪です。
増えてきた兆候としておへそ周りのサイズが増え、おなかがポコッと出てきます。
女性より男性に多く見られ、生活習慣病と深い関連がある脂肪です。

内臓脂肪は食生活と運動習慣の見直しで改善しやすい特徴があります。
中性脂肪値が高いとそれだけで気が重たくなりがちですが、
毎日の積み重ねで変わっていくことをまず知って下さい。

まず食事編ですが噛む回数は一口に対してどれぐらいでしょうか?
早食いをやめると自然と回数が増えます。
まず10回噛む目標で食べるとかなりゆっくりペースになります。

回数を数えて食べると食べた気にならない時は
かんでいる時間はいったん箸を箸置きに置き、
口の中に食べ物がなくなってから初めて箸を手に取ると良いでしょう。

食事量は1日のトータルで考えましょう。
またお腹の好き具合で量を調節してかまいません。
お腹が空いていないのに時間が来たからと言って無理して食べる必要はありません。

中性脂肪値が高い人は、ほとんどが食べ過ぎの傾向にあります。
慣れるまで難しいですが、後一口を食べたいところでやめる
腹八分目、腹9分目を目標にしましょう。

また食事量を減らすとタンパク質が不足しがちです。
炭水化物のほうが安価でカロリーもあるので食べる機会が多いですが、
タンパク質不足は筋肉量が減り、体力低下につながるので注意が必要です。

次に運動ですが、ジムへ行って運動しようと思ってもハードルが高くありませんか?
まずは何かのついで運動から始めましょう。
例えば普段の通勤時に歩く歩幅を後5センチ増やすことからはじめてみましょう。

基礎代謝をアップさせるためにちょこっと腹筋もおすすめです。
仰向けになり両足の膝を立てます。
両手は頭の後ろにまわし、上半身をおへそが見えるあたりまで起こします。

はじめは一日1回でもかまいません。
物足りなくなったら2回、3回と増やせば十分です。
テレビを見ながらなど「ながら運動」からスタートしましょう。

運動するのが面倒と思ったら、部屋の掃除が一石二鳥です。
確かに運動をした気分とはちょっと違うかもしれませんが、
床掃除、お風呂場磨き、窓拭き、部屋の片付けなどなんでもかまません。

不思議なものでどこかをキレイにすると心もスッキリするし、
他の片付いていない場所もキレイにしたくなります。
家事を毎日おっくうにならないためにも習慣化できるとよいでしょう。

(まとめ)
痩せているからと言って中性脂肪値が正常範囲内とは限りません。
血液検査結果で要注意となった時がチャンスです。
自分の生活習慣を見直し、できることから変えていきましょう。

自分の体は自分で管理するしかありません。
そして若い時には無理が効いても年令を重ねると変わってきます。
難しいことからではなく、簡単すぎることから始めると改善可能です。

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