若いときには気にしていなかった健康診断の数値。
せいぜい太ったか現状維持かの体重管理ぐらい。
洋服がきつくなったらヤバい。それぐらいの甘い自己管理でした。
しかし先日派遣会社からのお知らせにも
35才以上は生活習慣病予防検診の文字が謳っていました。
気持ちは若々しくしていいけれど、健康管理は年齢相応の注意が必要になります。
ここでは加齢で基礎代謝が落ちていく中で
更年期の中性脂肪値を上げないためには
どんな工夫が必要か調べたことを紹介します。
まず年齢が上がると中性脂肪値は上がりやすくなり、
脂質異常がおこりやすくなっている事実を
主治医の先生の話から受け入れるところから始まりました。
男性は40代から、女性は50代から中性脂肪などの
血液中の脂肪が増え、脂質異常症の予備軍が増えるそうです。
怖いのはなかなか自覚症状がないことです。
確かに年齢を重ねると基礎代謝が落ちて
運動量もかなり意識しないと落ちて
当然脂肪が溜まりやすくなります。
ちょっと運動しないだけでプクッと太ったり、
ちょっと食べすぎただけで体重が増えたまま。
なかなかもとに戻すのが困難になります。
特に女性にとってターニングポイントは「閉経」
日本人女性の平均閉経年齢は50才前後。
よって更年期は45～55才を該当年齢にしているそうです。
更年期というとホットフラッシュや全身の疲れ、
冷え、イライラ、うつっぽい気持ちなど
人によって色々症状が違います。
私はそのような症状はなかったけれど、
更年期に入ると女性ホルモンの分泌が減って
内蔵脂肪が増え、皮下脂肪から内蔵脂肪へ変化することは知りませんでした。
内蔵脂肪が増えると肝臓では中性脂肪の材料
つまり脂肪酸が大量に作られ、脂肪組織に蓄積されます。
まずは女性ホルモンの減少から自覚しましょう。
ただしホルモンが大切でもホルモン治療を始めるには
色々と不安があって当然です。
まずは自分の食事と運動から見直しましょう。
食事は栄養バランスを考えること。
このバランスが曲者です。
簡単じゃないので皆さん苦労しています。
難しすぎると必ず挫折します。
プロボクサーのように体重を何グラム単位で
管理する仕事は別ですが、まずは続けることから始めましょう。
遊び感覚で2ヶ月前から始めたダイエットアプリがあります。
その名はあすけんアプリです。
食事の記録を入力が面倒くさいときは写メだけでも撮影しておきます。
約2ヶ月やって思うのは、食べたらすぐ記録。
これにつきます。
後でやろうはなかなかできません。やらなくても誰も困らないので。
食生活を見直すと以外なことに気がつきました。
それはタンパク質が不足になりがちなこと。
特にパンとコーヒーが多い私は朝食にタンパク質を取るのが難しいです。
別にタンパク質は肉、魚、卵類だけではなく、
大豆も大切なタンパク源です。
納豆は万能選手で納豆チーズトーストは便利です。
反対にご飯やパン、めん類などの糖質、
肉の脂身やチーズなどの乳製品に多い脂質は、控えめにしましょう。
全く食べないなんて無謀なことはするつもりもないし、やりません。
先月ランチをホテルビュッフェで楽しみ
最後デザートをお皿いっぱいに取って食べたら
夕食が食べたれないほどお腹がもたれてしまいました。
一番難しいのが腹八分目。
コレを守って悪いことは今の所何一つありません。
もう一口入るところで止められる強い意思が一番欲しいです。
後は毎日の運動。こう暑いと動く気にならないけれど
体を動かさないとエネルギー消費が足りなくて
結局脂肪が溜まりやすい体になります。
今の職場は毎日ラジオ体操を行っています。
力を抜いてやっている同僚もいるけれど私は
せっかくやるならと結構真面目に動いています。
あとエレベーターよりも階段を利用することも意識し始めました。
この前エレベーター修理点検で利用できず
仕方なしに階段を使ったら息が上がり、階段も良い運動の一つと捉えています。
そして最近ハマりだしたのが腿上げ運動です。
ももを腰の高さまでに上げるただそれだけ。
それなのに1分やるとかなり息が上がります。
それだけ普段動いていない諸侯だと愕然としました。
これだと天候も場所も選ばないので
サボる理由がありません。テレビを見ながらでも十分にできます。
最初は体重も外見も中性脂肪値も変化がないかもしれません。
でもまず生活そのものを見直す必要があります。
きっと何かきっかけになることがあるはずです。
更年期は自分の体調が変わりやすいだけではなく、
家族の変化も多い時期です。
たとえばご主人の単身赴任、お子さんの受験。介護問題など。
自分のことが後回しになりがちですが
何事も健康でいないとできることもできなくなります。
あまり完璧に考えず力を抜けるところ抜きましょう。
（まとめ）
更年期の中性脂肪は女性ホルモンの関係で
増えやすいことをまず自覚しましょう。
しかも中性脂肪値だけにとらわれず、体調を整えることが大切です。
そのためにはホルモン療法もありますが、
薬に頼る前に食事と運動で日常生活を見直し、
ときにはストレス発散できる楽しみを持つようにしていきましょう。