スポンサーリンク

中性脂肪の値が低い時|栄養不足をまず疑ってみましょう

血液検査をすると、中性脂肪の値が基準値内よりも
低い人がいらっしゃいます。
値が高い人よりも割合が少ないです。

しかし体重や血圧と違って中性脂肪値は
自分の家では簡単に測れない値です。
基準が外れたとわかった時に
普段の生活習慣を見直すチャンスとしましょう。

スポンサーリンク

中性脂肪の値が低いときの注意点

まず最初に見直してほしいのが毎日食べているもの、食習慣です。
栄養不足になっていませんか?
誤解を受けやすいのですが、栄養失調とは違います。

現代人に多いのが糖質のとりすぎです。
全く食べないのも栄養バランスを崩しがちですが、
安価に食事を済ませようとすると、
どうしてもタンパク質よりも炭水化物や糖分を多く食べてしまいがちです。

朝食の時間がない時に
菓子パンと缶コーヒーの組み合わせを選んでいませんか?、
ゆで卵を一個食べる方が確実にタンパク質を摂取できます。

私が時間がない時に食べているのが
食パンに納豆をのせ、とろけるチーズを上にかけます。
植物性蛋白質と乳製品が取れて美味しいから好物です。

毎食全てにタンパク質(肉や魚、卵、豆腐、大豆製品)を
食べることは難しくても
一日トータルでタンパク質不足の献立を選んでいないかを
見直してみましょう。

糖質は吸収がよいので食べてもすぐお腹が空いてしまいますが、
タンパク質はゆっくり吸収するの
で腹持ちがよいエネルギー源となります。

お菓子も、チョコやクッキーを選ぶよりナッツやチーズ、
ビーフジャーキ-やするめなど、おつまみ系の方が糖分を避けられます。
ただ塩分過多になりがちなので、食べ過ぎに注意しましょう。

缶コーヒーも無糖のものを選ぶようにしましょう。
また豆乳を選べば植物性蛋白質を摂取することに繋がります。

あとびっくりしたのが、市販の野菜ジュースは
野菜不足を補ってくれるわけではなく、
できれば避けたほうが良いことを知りました。

理由はジュースにすることにより、食物繊維が壊れてしまい、
成分をよく見ると糖質が多く含まれている商品が大半です。

飲みやすくするため、またビタミンを補給するならと
果物が入っているものが多いですが、果糖は吸収が早く、
内蔵脂肪を増やす結果になります。

そう言えば小学校高学年の家庭科で
5大栄養素を教わったのに、食事のメインが
炭水化物、脂質、タンパク質の3大栄養素に偏っていました。

ビタミンとミネラルを積極的に取るためには
毎食は無理でもかなり意識を変えていかないと難しいです。

子供向けの食育サイトで自分が食べたい一日の食事を選び
栄養バランス的に足りているかを学ぶコーナーがありました。
大人も遊び感覚で自分の食事の癖が客観視できるので
一度試してみると良いでしょう。

次に体が冷えていないかをチェックしましょう。
現代人は低体温の人が最近多く、36℃を切っている人が多いです。
同僚の手にふれる機会があり、あまりにも冷たくて驚きました。

冷えは万病のもと、手足が冷たいのが当たり前になってはいけません。
朝、昼、晩と全身のめぐりを良くして冷えを取る
血の巡りをアップする技を覚えて
体のポカポカをいつもキープしましょう。

朝は寝ている間に冷えてしまうため、
徐々にほぐして血の巡りをアップさせていきましょう。
お布団の中で少しずつ体を動かしていくことからで構いません。

例えば寝転んだまま、両手のひらを顔の前に合わせ
軽くこすり合わせてみて下さい。力を入れる必要はありません。
血液の流れがスムーズになります。

手の周りの血管は細いので力を入れすぎるのは
逆効果になるので注意が必要です。
ねじれたホースをやわらかくゆっくり伸ばすイメージがいいです。

こりや歪みで冷えている昼間は、姿勢や歩き方を正してみましょう。
自分で自由に動ける職場であれば、
太陽を背に日向ぼっこが理想的ですが、できない場合も多いはずです。

そんな時はトイレ休憩も利用しましょう。
手を洗う時に手首10センチぐらいも一緒に
さすってマッサージをすると冷え取りに役立ちます。

夜、特に冬は体の芯から冷えてしまうと
なかなか寝れず睡眠不足になります。
腹巻きをしたり、寝間着の上をズボンの中に入れて
空気の流失をなくし、体温を逃さないようにしましょう。

また割合は低くなりますが
中性脂肪が基準値より低い場合、
肝機能障害、甲状腺機能亢進症、過剰なダイエット、
の可能性も考えられます。

食事も注意している、運動も適度に行っている
しかも半年ぐらい続けていても値が
低い時は、お医者さんに相談することが大切です。

(まとめ)

中性脂肪値が低い時は、まず食生活を見直しましょう。
1日の摂取量に足りないい栄養素はありませんか?
何も対策を行わないで放っておくと
軽い栄養不良状態になり、値が低くなります。

また体が冷えていないかをチェックしましょう。
女性は男性よりも筋肉が少ないのでどうしても冷えやすいです。
しかし放っておいてはいけません。

日常生活の中で血流がアップできるようなマッサージや
生活習慣を取り入れることで、いつもポカポカをキープしましょう。

中性脂肪の低下が続くと、栄養不良の状態が続くことになり
骨粗鬆症、栄養失調、老化など様々な弊害を引き起こす原因になります。
食生活を見直しても適度な運動を行ってもまだ値が低い時は、
お医者さんに相談しましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする