飽和脂肪酸が多い食品?適量を守り栄養バランスをとろう 2020/4/1 2021/3/1 食生活の見直しをチェック 飽和脂肪酸が多い食品ってなんだろう? 最初はよくわかりませんでした。。 なぜならなんとなくしか聞いたことがなかったからです。 肉や魚はタンパク質 野菜はビタミン&ミネラル 牛乳や乳製品はカルシウムが豊富と 小学校の家庭科で教わりました。 しかし飽和脂肪酸がどんな食品に 多く含まれているか全く知りませんでした。 このページでは飽和脂肪酸が多い食品を調べ 食べる時の注意点について紹介していきます。 スポンサーリンク 飽和脂肪酸が多い食品とは? まず脂質のイメージってどうでしょうか? 油っぽい、カロリーが高い、 美味しいけれど脂っこいものを食べ続けると 体調を崩す等 あまり良い印象が残らない気がします。 確かに脂質の取りすぎは健康を害するものですが 制限しすぎは健康面から考えてもよくありません。 脂肪酸は大きく分けて 「飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」 「多価不飽和脂肪酸」「トランス脂肪酸」の 4つの分類に分けることができます。 その中でも「飽和脂肪酸」の特徴は ・ 体を燃やすエネルギーとして使われやすく、 体内で合成できる脂肪の一つである。 ・ 油断すると過剰摂取になりやすく、 とりすぎは健康面でデメリットをもたらす可能性がある。 ■飽和脂肪酸の多い食品ベスト20 (水分が40%以上の食品で)■ ※食品100g当たりの飽和脂肪酸の含有量 ①生クリーム/乳脂肪 27.62g ②ホイップクリーム/乳 23.51g ③クリームチーズ 20.26g ④鶏肉(皮) 16.30g ⑤牛サーロイン肉 16.29g ⑥チーズ(プロセス) 16.00g ⑦和牛リブロース 14.92g ⑧カマンベールチーズ 14.87g ⑨ベーコン 14.81g ⑩牛肉(尾) 13.20g ■飽和脂肪酸の多い食品ベスト8 (水分が40%未満の食品で)■ ※食品100g当たりの飽和脂肪酸の含有量 ①ココナッツパウダー 55.25g ②バター(無塩) 52.43g ③バター 50.45g ④牛脂 41.05g ⑤ラード(=豚脂) 39.29g ⑥ショートニング 33.86g ⑦珈琲ミルク/粉/植 32.79g ⑧マーガリン 21.86g 調べてみて思ったのは 油類が脂肪酸が多いのは想像どおりでした。 しかし乳製品がこんなに高い値は想定外でした。 そして魚の脂の脂肪酸は高くありません。 魚って骨があるし、これだけだと主菜として物足りない。 値段も決して安くはありません。 特に食べざかりの10代のお子さんがいるご家庭では 魚よりも食べごたえが大きい 肉食材を選んでしまうかもしれません。 しかし栄養学的には 昔の日本食が健康な体づくりのためには 理にかなっているといえます。 誤解をしないでほしいのが 飽和脂肪酸が多い食材を食べるなって 考えないで下さい。 食べすぎに注意が必要。それだけです。 しかし適量を守るって簡単じゃありません。 それを行うぐらいなら食べないほうがましというか 食生活の管理も楽になります。 中性脂肪値が高い人は油もの、主食、 甘いもの、果物、お酒のとりすぎ このいずれかを行っている人が多いです。 私の場合は主食のとりすぎと おやつの食べすぎが一番の原因でした。 まずは自分がどんなものを食べているか 一度見直すことからはじめましょう。 飽和脂肪酸が多いものを食べる代わりに 積極的に欲しい食材は以下のようなものです。 ●野菜や果物: 多くのビタミン、ミネラルや食物繊維が含まれている。 そのため高血圧、心臓病や脳卒中などのリスクを下げることが可能。 ●全粒穀物: 全粒穀物とは、全粒小麦、玄米、雑穀など、 精製する前の穀物を指します。 白米は精製の過程で食物繊維、 ビタミンやミネラルなどの栄養素を捨てていることと 一緒だという意見もあります。 ●ナッツ・大豆: これらの食品に含まれる植物性タンパク質には、 コレステロールの吸収を抑える働きがあると言われています。 不飽和脂肪酸も豊富に含まれています。 ●魚: 質の良い動物性タンパク質と、 EPAやDHAなどの多価不飽和脂肪酸が多く含まれます。 タンパク質と脂質をバランス良く摂ることが可能です。 ●適量の乳製品: 牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は カルシウムを多く含まれています。 ただし取り過ぎは飽和脂肪酸の過剰になるので、 低脂肪や無脂肪を選ぶと効果的です。 味はこってりよりもあっさり系になります。 (まとめ) 飽和脂肪酸の多い食品は、 脂身が多い肉、ベーコン、ソーセージ、 ロースハム、チーズ、バター 油であげたインスタントラーメン、 ポテトチップスやチョコレート等 美味しくて手が出しやすいものが多いです。 一方不飽和脂肪酸が多い食品は 豆腐類、大豆油、魚介類など 栄養バランスを考えようと 意識を高めないと手に取りにくい食材が多いです。 パンや米も、精製されたものではなく 全粒粉や玄米などがおすすめですが これを守りすぎると味気ない食生活になります。 口でいうほど簡単ではありませんが何事も程々に そして同じ食材ばかりを食べず まんべんなく食することが健康につながります。
飽和脂肪酸が多い食品ってなんだろう?
最初はよくわかりませんでした。。
なぜならなんとなくしか聞いたことがなかったからです。
肉や魚はタンパク質
野菜はビタミン&ミネラル
牛乳や乳製品はカルシウムが豊富と
小学校の家庭科で教わりました。
しかし飽和脂肪酸がどんな食品に
多く含まれているか全く知りませんでした。
このページでは飽和脂肪酸が多い食品を調べ
食べる時の注意点について紹介していきます。
飽和脂肪酸が多い食品とは?
まず脂質のイメージってどうでしょうか?
油っぽい、カロリーが高い、
美味しいけれど脂っこいものを食べ続けると
体調を崩す等 あまり良い印象が残らない気がします。
確かに脂質の取りすぎは健康を害するものですが
制限しすぎは健康面から考えてもよくありません。
脂肪酸は大きく分けて
「飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」
「多価不飽和脂肪酸」「トランス脂肪酸」の
4つの分類に分けることができます。
その中でも「飽和脂肪酸」の特徴は
・ 体を燃やすエネルギーとして使われやすく、
体内で合成できる脂肪の一つである。
・ 油断すると過剰摂取になりやすく、
とりすぎは健康面でデメリットをもたらす可能性がある。
■飽和脂肪酸の多い食品ベスト20 (水分が40%以上の食品で)■
※食品100g当たりの飽和脂肪酸の含有量
①生クリーム/乳脂肪 27.62g
②ホイップクリーム/乳 23.51g
③クリームチーズ 20.26g
④鶏肉(皮) 16.30g
⑤牛サーロイン肉 16.29g
⑥チーズ(プロセス) 16.00g
⑦和牛リブロース 14.92g
⑧カマンベールチーズ 14.87g
⑨ベーコン 14.81g
⑩牛肉(尾) 13.20g
■飽和脂肪酸の多い食品ベスト8 (水分が40%未満の食品で)■
※食品100g当たりの飽和脂肪酸の含有量
①ココナッツパウダー 55.25g
②バター(無塩) 52.43g
③バター 50.45g
④牛脂 41.05g
⑤ラード(=豚脂) 39.29g
⑥ショートニング 33.86g
⑦珈琲ミルク/粉/植 32.79g
⑧マーガリン 21.86g
調べてみて思ったのは
油類が脂肪酸が多いのは想像どおりでした。
しかし乳製品がこんなに高い値は想定外でした。
そして魚の脂の脂肪酸は高くありません。
魚って骨があるし、これだけだと主菜として物足りない。
値段も決して安くはありません。
特に食べざかりの10代のお子さんがいるご家庭では
魚よりも食べごたえが大きい
肉食材を選んでしまうかもしれません。
しかし栄養学的には
昔の日本食が健康な体づくりのためには
理にかなっているといえます。
誤解をしないでほしいのが
飽和脂肪酸が多い食材を食べるなって
考えないで下さい。
食べすぎに注意が必要。それだけです。
しかし適量を守るって簡単じゃありません。
それを行うぐらいなら食べないほうがましというか
食生活の管理も楽になります。
中性脂肪値が高い人は油もの、主食、
甘いもの、果物、お酒のとりすぎ
このいずれかを行っている人が多いです。
私の場合は主食のとりすぎと
おやつの食べすぎが一番の原因でした。
まずは自分がどんなものを食べているか
一度見直すことからはじめましょう。
飽和脂肪酸が多いものを食べる代わりに
積極的に欲しい食材は以下のようなものです。
●野菜や果物:
多くのビタミン、ミネラルや食物繊維が含まれている。
そのため高血圧、心臓病や脳卒中などのリスクを下げることが可能。
●全粒穀物:
全粒穀物とは、全粒小麦、玄米、雑穀など、
精製する前の穀物を指します。
白米は精製の過程で食物繊維、
ビタミンやミネラルなどの栄養素を捨てていることと
一緒だという意見もあります。
●ナッツ・大豆:
これらの食品に含まれる植物性タンパク質には、
コレステロールの吸収を抑える働きがあると言われています。
不飽和脂肪酸も豊富に含まれています。
●魚:
質の良い動物性タンパク質と、
EPAやDHAなどの多価不飽和脂肪酸が多く含まれます。
タンパク質と脂質をバランス良く摂ることが可能です。
●適量の乳製品:
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は
カルシウムを多く含まれています。
ただし取り過ぎは飽和脂肪酸の過剰になるので、
低脂肪や無脂肪を選ぶと効果的です。
味はこってりよりもあっさり系になります。
(まとめ)
飽和脂肪酸の多い食品は、
脂身が多い肉、ベーコン、ソーセージ、
ロースハム、チーズ、バター
油であげたインスタントラーメン、
ポテトチップスやチョコレート等
美味しくて手が出しやすいものが多いです。
一方不飽和脂肪酸が多い食品は
豆腐類、大豆油、魚介類など
栄養バランスを考えようと
意識を高めないと手に取りにくい食材が多いです。
パンや米も、精製されたものではなく
全粒粉や玄米などがおすすめですが
これを守りすぎると味気ない食生活になります。
口でいうほど簡単ではありませんが何事も程々に
そして同じ食材ばかりを食べず
まんべんなく食することが健康につながります。