クーラーが苦手な人にとって
夏、涼しい寝具選びに迷うことが多くありませんか?
この「涼しい」が曲者。
人によって体感が違うので
実際に使わないとわからない点が多いからです。
そして宣伝の謳い文句のよさで決めてしまうのと
前もって調べて購入するのとでは
満足度が変わってきます。
今、よく売られている涼しい寝具について
いくつか調べてみたので紹介します。
●快眠マット SOYO(そよ)
電源を使用するので
まず注意点をお知らせします。
延長コードを使う方法もありますが、
暗い中脚が引っかかってしまう可能性もあるので
コンセントの近くにベッドを置くことをオススメします。
ベッドに敷くマットの中に
風を作り換気する小型ファンを内蔵しています。
このマットの機能は
体温や汗による熱と湿気を
風と一緒にマットから排出しさせます。
そして熟睡できると言われている
湿度50%前後をキープすることが可能な
機能寝具です。
専用シーツカバーは
さらっとした肌触りのジャガードニット。
全集ゴムのボックスタイプです。
ひんやり涼しい素材。
そしてすぐ洗うことができるので
清潔に使用可能です。
ひとつ勘違いをしないで頂きたいのは
SOYOは冷房機能はありません。
よってマットを触ってひんやりするわけではありません。
扇風機やエアコンとの併用を考えないと
寝苦しい可能性があります。
あとファンが作動するので無音では無いです。
時計の秒針音が気になる人は
使用するのはキツイと思いました。
デパートや量販店で展示されていたら
是非「音」の大きさチェックも忘れずに。
●冷感パット
単体での保冷効果は、
大きな期待はしないほうがいいです。
冷感パットをベッドなどの上に敷いた状態
寝る前に部屋をエアコンで冷やして置くことが必要です。
寝返りを打つたびにひんやりと
冷たい感触が楽しめます。
お昼寝など少し仮眠をする時に気持ちが良いです。
ゴムバンド付きの商品を選ぶと
敷き布団・マットレスなどにも
簡単に装着が可能でズレることがありません。
大きな洗濯機が自宅にあれば
丸洗い可能です。
皮脂、ダニ、垢などの汚れを落とせます。
●竹シーツ
多数の竹駒が、からだの表面熱を放出してくれます。
電源は使わない自然の素材。
コンセントの場所を気にする必要はありません。
ただし竹材を切り出して製品化しているため
水洗いは出来ません。
こまめに乾拭きで汚れを落とす
お手入れをするほうが気持ちよく眠れます。
値段はリーブなブルで手が出しやすいです。
●アウトラスト素材
こちらの商品も接触冷感というわけではありません。
どちらかというと一年中
快適に眠れるようにと
ハイテクノロジー素材の開発が始まりました。
アウトラストは繊維の中に
マイクロカプセルが入っています。
快適な温度より暑い時には余分な熱を吸収し、
逆に寒い時は貯めた熱を放出するというメカニズムで
温度を一定に保とうとする機能素材です。
このアウトラスト素材は
もともとはアウターの衣料用に企画された経緯があります。
機能上、最初に体温が奪われてしまうのが
質の高い睡眠を取るには適しているとはいい難いです。
また使った人のレビューを見てみると
毛玉が出て来てがっくりの意見が目立ちました。
寝具は寝返りを打つので当然摩擦がおきます。
製品テストや検査などを行ってから
市場に出るのが普通ですが
時には満足出来ない商品もあります。
●アイス眠
値段はかなり高額になりますが
冷感(肌触り)よりも、熱がこもらず蒸れないこと、
かいた汗を発散してくれること、を優先すると
この商品は人気が高いです。
この商品は東洋紡の高分子ポリエチレン
「ツヌーガ」を使用しているのが特徴です。
この繊維は比熱が高く、
熱電伝導生も高いので皮膚からの熱を吸収し
放散させる能力が優れています。
そのため接触冷感が得られます。
自然繊維の綿や麻よりも
ひんやり感じられるデータには心ひかれます。
●冷感タオルケット
寝苦しい夜なんだから
タオルケットなんてどんなものを使っても
寝心地には関係ないと思っていたけれど
実は侮れない商品。
ただこれもクーラーを効かせた
部屋を涼しくした前提。
このタオルケットだけで冷たいわけではない。
寝返りのたびに心地良いひんやり感が伝わる。
やわらかパイルの素材を使用。
よって吸湿・速乾・通気に優れています。
寝汗って気持ち悪いですよね。
特に朝時間がない時に
体がベタベタしていると余計に汗が。。。
各メーカー 寝苦しさで目が覚めないよう
色々な角度で商品開発をしています。
クーラーなどの冷房で
喉がやられないよう、工夫して
熟睡できる環境を作っていきましょう。
(まとめ)
涼しい寝具と聞くとその本体その物が
冷たいのかと考えがちですが、
冷房が効いた部屋じゃないと
ひんやり感がない商品が多いです。
購入する前によく確認をしましょう。
そして肌触りはインターネットの
文章だけではよくわかりません。
できればホームセンターや服屋など、
お店に行って直に触るのが一番
間違えがありません。
また寝具はできれば家で洗濯が
出来る商品を選ぶと
清潔に使えて気持ちが良いです。
洗濯表示などの商品タグチェックを
忘れないようにしましょう。