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湯船とシャワーどちらが健康的?生活スタイルに合わせて選択

中性脂肪値が高めの人がまず行うのは食事改善ですが、
運動不足やストレスが溜まった状態が続くと
なかなか値が下がらないことが珍しくありません。

特に過剰なストレスは中性脂肪値を上げると言われています。
生活習慣の中で身近な入浴はリラックス、気分転換が可能です。
このページでは湯船とシャワーが健康について
それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

お風呂は夜遅く帰ったり、体調がイマイチだと
「ちょっと入浴するのが面倒だな」と頭をよぎることがあっても
「お風呂に入るんじゃなかった」と後悔したこと、私は一度もありません。

それだけ身近でストレス解消につながるお風呂を有効活用しない手はありません。
シャワーだけでは体は温まらないと聞きますが
それなら湯船に浸かる習慣がない外国の人はどうなの?と気になりました。

ありたたいことに日本では湯船とシャワー両方が
自宅に備え付けているケースがほとんどだと思います。
せっかくなので湯船とシャワー、健康的な観点から良さを比較してみます。

【湯船が良い点】

1.体を温めることにより体調がよくなる。

暑い時はもうお風呂なんて面倒だって思いがちです。
しかし実はどんなに汗をかいていても冷たい飲み物を飲んだり、
冷房が効いた部屋に一日中いると体が冷え切っていることがあります。

そんな時は温かい飲み物やスープ、お味噌汁で
体を温めることも良いですが暑いとなかなか手が出ません。
やはり冷え切った体を温めるには湯船に入るのが一番です。

40度ぐらいの温めのお湯にずっと使っていると
リンパや血流が良くなり冷えてコリコリに固まっていた体が緩みます。
寒い時期湯船に入るとと自然に「フッウ~~」と声が出てしまうことありませんか?

それと同じことが暑い季節でも体の中に起きます。
内蔵にも良い影響を与えるので夏バテや冷え性の改善にもつながります。
体を温めるって健康維持には重要ポイントのひとつです。

2.リラックス状態になりやすい

心を癒やすのにはペットを可愛がる、好きな場所へ行く。
お気に入りのアーティストのコンサートに参加するなどたくさんあります。
しかし体はずっと興奮状態なので休まる暇がありません。

体を休ませるのに簡単な方法が湯船に入ることです。
「ぬくもり」は心がホコっと落ち着きます。
シャワーでは体の芯まで温まらないので湯船に入る方がリラックスできます。

3.体の汚れを落としやすくする

実は体の表面をタオルなどで拭いても汚れは落ちきれていないと言われています。
石鹸をつかっても小さな毛穴の奥に洗いきれない汚れが残っています。
しかしお風呂に浸かると体が温まり毛穴が広がります。

よって汚れが落ちやすくなり体が清潔になります。
シャワーに入っているのに体の匂いがきになるとしたら
まだ汚れが落ちきっていない可能性があります。

【シャワーが良い点】

湯船の方がおすすめですが、シャワーがいけないわけではありません。
気軽にスグ体が洗える、お風呂の掃除、準備がいらない、
家族の人数が少なければ、湯船のお湯をためるよりもコスト的に安くつく等があります。

忙しい毎日だとついついシャワーで済ませがちですが
そんな時は時間に比較的余裕がある週末だけでも湯船に浸かりましょう。
家のお風呂はもちろん、時にはスーパー銭湯などの施設を使うのも気分転換になります。

最近湯船とシャワーのいいところどりで話題にになっているのが
医師の南雲吉則先生も実践しているという「1分間の冷水シャワー法」です。
この方法は基礎代謝を上げたり、体内の毒素を出したり、ダイエット効果も期待できるそうです。

冷水をかける場所は、褐色脂肪細胞が多くある肩甲骨や首筋、脇の下が効果的です。
でも体が慣れるまではいきなり冷たい水をかける必要はなく、
ぬるま湯程度から始めたほうが無難です。

そして何度か続けて体が慣れたら、冷たい水をかけて刺激を与えます。
すると脂肪代謝を促すことにつながります。
温かい湯船に入る→冷水シャワーを交互に繰り返すと自律神経を整えることになります。

温泉施設にも冷水風呂があるのも納得ができます。
サウナがなくても「1分間の冷水シャワー法」を続けることで基礎代謝力が上がり
冷え症改善につながるケースも珍しくありません。

お風呂に入った後は必ず水分補給を忘れずにとって下さい。
想像以上に汗をかいているので水分をとらないと脱水症状になります。
お風呂を上手に利用して体温を上げ、基礎代謝を増やしていきましょう。

(まとめ)
湯船とシャワーは理想的なのは湯船に使って
思い切りリラックスしながら、代謝を上げていくことです。
しかし暑かったり、忙しかったりしたらどうしてもシャワーになりがちです。

シャワーが悪いわけではありません。
時間がとれる仕事がお休みの時だけでも湯船に浸かってみて下さい。
副呼交換神経が優位になり、のんびりリラックス状態になります。

体を温めると血の巡りがよくなり、不眠や冷えの改善にもつながります。
矛盾しているようですが忙しい時こそ湯船に浸かりましょう。
ただ温度が高すぎると交換神経を刺激するので、ぬるま湯がおすすめです。

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