ひじきのレシピと聞くと
最初に思い出すのが煮物です。
もちろん美味しいけれど
何日か続いたら正直飽きてしまいます。
昔、妊娠中の友達が病院で教わった
鉄分摂取のためのレシピを思い出しました。
それはひじきトースト。
マヨネーズとひじきが意外な組み合わせだったけど
パンともあうと知って嬉しくなりました。
ひじきの美味しい食べ方は煮物以外もあることを 知らないだけで他にもあるはずです。
ひじきに特に多く含まれる栄養素
鉄分、食物繊維、ヨウ素を毎日の食事に取り入れないのは
もったえない話です。
このページでは
【1】ひじきのレシピで煮物以外1:サラダ
【2】ひじきのレシピで煮物以外2:炒め物
【3】ひじきのレシピで煮物以外3:ご飯
について調べたことをお話しします。
【1】ひじきのレシピで煮物以外1:サラダ
★ひじきと白菜のマヨポンサラダ★
●材料(2〜3人分)
乾燥芽ひじき 5g
白菜 200g
にんじん 30g
ツナ缶 1缶
a. マヨネーズ 大さじ2杯
a. ポン酢 大さじ1杯
a. 白いりごま 大さじ1杯
●下ごしらえ
・乾燥ひじきは短時間で水洗い後、耐熱容器に入れてかぶるくらいの水を加える。
ふんわりラップをして電子レンジ600W3分加熱し、水気を切る。
・にんじんと白菜は千切りにしておく。
●作り方
1.ボウルに白菜を入れ、塩を加えて軽く混ぜたら10分放置する。
2.白菜の余分な水分を軽く絞る。
3.別のボウルに白菜、ひじき、にんじん、ツナ缶、
(a)を加えてよく混ぜ、器に盛り付けて完成。
コツ・ポイント
・ツナ缶はオイルごと加えることで旨味が加わりおいしくなる。
さっぱりさせたいときはオイルの量を加減する
・ひじきは砂などが付いている場合があるので、やさしく水洗いする。
ひじきは和風、醤油味がベースと思い込んでいた私には
マヨネーズでコクを出すのは思いつかず新鮮な味付けでした。
【2】ひじきのレシピで煮物以外2:炒め物
★ひじきと枝豆のペペロンチーノ★
●材料(3〜4人分)
乾燥長ひじき 20g
枝豆 50g
輪切り唐辛子 1本分
にんにく(みじん) 1片分
オリーブオイル 大さじ2杯
塩 小さじ1/4杯
水 大さじ1杯
●作り方
1.ひじきを水で戻し、ざるにあげて水気をしっかりと切る。
2.フライパンにオリーブオイル、唐辛子、にんにくを
入れて熱し、香りが立つまで炒める。
3.ひじき、枝豆を加えてさっと炒め、水、塩を加えて
水分がなくなるまで炒める。
4.粗熱をとり、清潔な保存容器に入れて
冷蔵庫で2〜3日を目安に食べきる。
文字どおりパスタのソースとしても
ビールのおつまみでもあう絶品おかずでした。
【3】ひじきのレシピで煮物以外3:ご飯
★ひじきときのこの炊き込みご飯★
●材料 (5人分ぐらい)
白米 4合
舞茸 1パック
にんじん 100g
ひじき 15g
オイスターソース(A) 大さじ3
醤油(A) 大さじ3
酒(A) 大さじ1
●作り方
1.米を研ぎざるにあげ水気をきっておく。
2.舞茸は一口大に裂き、人参は千切りにする。ひじきはさっと洗い水気を搾る。
3.炊飯器に米を入れAを入れてから、
4合目より少し少なめに水を入れまぜる。
その上に、②をのせ炊き込みモードで炊いたら完成。
中華味にも使えるひじき、
オイスターソースが役立つとはちょっと意外です。
★ヒジキと納豆のチャーハン★
●材料(2人分)
芽ヒジキ(乾燥) 5g
納豆(タレ付き) 1パック
カリカリ梅 (大)2個
大葉 5枚
白ゴマ 大さじ1
かつお節 5g
ご飯(炊きたて) 茶碗2杯分
卵1個
しょうゆ適量
サラダ油 大さじ1
●下準備
芽ヒジキは水で柔らかくもどしてザルに上げる。
流水で洗ってしっかり水気をきる。
カリカリ梅は種を取り除き、細かく切る。
大葉は軸を切り落とし、みじん切りにする。
卵は溶きほぐしてご飯と混ぜ合わせる。
●作り方
1.フライパンにサラダ油を強火で熱し、
卵と合わせたご飯を加えてパラパラになるまで炒める。
2.(1)に芽ヒジキ、納豆、カリカリ梅、白ゴマ、かつお節を
加えて全体に炒め合わせ、納豆のタレ、しょうゆで味を調える。
最後に大葉を加えてサッと混ぜ、器に盛る。
ひじきと納豆はどちらも和食だけど、
一緒に食べたことがなく不思議な気がしました。
今はレシピも調べれば色々出てくるので
チャレンジして料理のレパートリーを広げるのも
面白い火と思いました。
(まとめ)
【1】ひじきのレシピで煮物以外1:サラダ
【2】ひじきのレシピで煮物以外2:炒め物
【3】ひじきのレシピで煮物以外3:ご飯
この3つのテーマに関してお話してきました。
ひじきと聞くとどうしても煮物のイメージが強く
他の食べ方がわからずちょっと敬遠気味でした。
でもコンビニやスーパーのサラダ売り場へ行くと
サラダの食材の一つとしてひじきが使われています。
しかも結構よいお値段がします。
それだけニーズが高く、普段食べるのは
ちょっと敷居が高い証拠かもしれません。
ひじきの理想的な利用法は作り置きをしておき
数日間かっけて食べることです。
また味付けも意外と応用が効きます。
味ぽん、マヨネーズ、オイスターソース、マスタードなど
調味料の工夫で飽きずにひじきを食材のひとつとして取り込みましょう。
排便をスムーズにし、生活習慣病の予防との関連を持つ食物繊維
甲状腺ホルモンを作る材料になるヨウ素
貧血予防につながる鉄分 など
低カロリーなのに栄養食品であるひじきを
普段から食べて健康管理に役立てましょう。