運動をするのはお好きですか?私は
嫌いじゃないけれど昔よりも面倒くさいとよく思います。
なぜなら最近はジムにも行かないし、外でスポーツも行わないので。
あと毎日の日常で自分の時間がたくさんあるはずなのに
あっという間に一日が終わってしまうことが珍しくありません。
でも中性脂肪値を正常に戻すには運動は必要不可欠です。
ウォーキングやスクワット。踏み台昇降。その場腿上げ。
ちょっと調べると難しくない運動って結構あります。
ここではダイエットで毎日続けられる運動について紹介します。
「血液循環体操」って聞いたことがありますか?
椅子に座ったまま、手足をたたく、こする、足踏みをするなど
日常生活に無理なく気軽にできる体操です。
【血液循環体操(手の体操)】
いずれの運動も椅子に座りながら行います。
手の体操をすると脳の血流もよくなり
知覚の働きもアップします。
1.手のグーパー
a.力を入れて両手で握りこぶしを作る。親指は中に入れる
b.パッと手のひらを思い切り開き、指先に力を入れる。
これを4回ほど繰り返す。
2.手をこする
a.両手のひらをあわせ上下に4回こする。
b両手の指を交差させ、手首の力を注いて上下に4回こする。
c.左手の後を右手のひらで左右にこする。同様に左手も行う。
3.手首をねじる
胸の前に両手を置き、手首を内側にゆっくり4回ねじったあと
今度は早く4回ねじる。
次に両手を頭上にあげ、手首を内側にゆっくり4回、早く4回ねじる。
【血液循環体操(足の体操)】
足の体操も椅子に座り、足の裏で床と叩くように足踏みを行い、
全身の血流を良くする体操です。
着地する足の裏の場所によって
血流が増える場所、鍛えられる足の筋肉が変わってきます。
いずれも左右交互に4回ずつ1~5を行うのを1セット
1日2セットからはじめてみましょう。
1.足の裏全体(全身の血流を促進)
つま先を正面に向け、膝を高く上げ、
足の裏全体で床を叩くように足踏みを行う。
2.足の裏の内側(体前面の血流を促進)
足の親指側を内側に傾け、足首をしっかり曲げ、
足裏の内側で床を叩くように足踏みを行う。
3.足の裏の外側(体背面の血流を促進)
足の小指側を外側に傾け
足裏の外側で床を叩くように足踏みを行う。
4.かかと(腰回りの血流を促進)
つま先を上に向けて、
かかとで床を叩くように足踏みを行う。
5.つま先(心臓から遠い手足の血流を促進)
つま先を下に向けて、
つま先で床を叩くように足踏みを行う。
どうでしょう?運動というよりも準備運動に近いです。
これだったら脈拍も上がらず息も切れません。
これだったらトイレ休憩のついでに一緒にできるぐらい
気軽で簡単だと思いました。
そうです。毎日運動しなきゃって思うと
それだけで普段と違うことをやるってストレスが貯まります。
運動が嫌い、苦手だと思っている人はなおさらです。
ふと靴のインソールを作ってくれた
フットマスター 新保泰秀先生が
「一日1万歩歩くよりも正しく歩く歩き方が大切」だと
教えてくれたことを思い出しました。
新保泰秀先生の著書
「ベタッと開脚してはいけない」の本を
読み返すと忘れていたことがいくつかあったのでご紹介します。
まず正しく歩く前に正しい立ち方、
ここからはじまるそうです。
体重をかけるバランスポイントを意識しましょう。
具体的には足裏のかかとの少し前あたり、
内くるぶしと外くるぶしを結んだ真ん中あたりです。
ここに重心がくるととても姿勢がよくなります。
横からみると頭、腰、くるぶしが一直線になります。
バランスポイントの位置わかりましたか?
よくわからない時は純真の位置を前や後ろにずらして
最も体の位置が楽な場所を探しましょう。
または両腕を真上に上げられる位置、
呼吸が楽にできる位置がバランスポイントです。
まずは鏡がある場所で立ってみましょう。
そして歩く前に足の向きも大切です。
親指が正面に向くのではなく、
中指が正面に向くように意識すると聞いて驚きました。
足の向きが数ミリ違うだけで変わってしまうので注意しましょう。
そして歩く時に意識するポイントが3つあります。
1.一歩踏み出した前足に体重がのっかった時、
後ろ足の足首をしっかり伸ばします。
足先はしっかりと進行方向へ向けたままにします。
2.次は前足に体重がのった時、
後ろ足の付け根を伸ばすように意識します。
慣れるまでは自分の手で触れてきちんと伸びているか
チェックしましょう。
3.前足の膝を伸ばし、かかとから着地します。
このように歩くと骨盤が安定し、
重心がぐらつくことがなくなります。
このフォームで1日一分間歩けば
健康な心身を得られますよと
教わって嬉しくなりました。
なぜならこれだったら家でも気楽に、
時間がなくても大丈夫だからです。
体をもっと動かしたいと楽しくなってから
次に運動量が多いものを始めても遅くはありません。
気候が厳しい冬や夏はなおさらです。
最初は簡単すぎる位の負荷運動からスタートしましょう。
(まとめ)
ダイエットで毎日続けられる運動って考えるだけで
最初から途中で飽きちゃうだろうなって
やりもしないで諦めちゃうのはもったえないです。
体のメンテナンスには適度な運動は不可欠です。
はじめは準備運動レベルでかまいません。
まずは全身の血流をよくする循環体操からやってみましょう。