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閉経後コレステロール値は上がる?中性脂肪値にも要注意!

閉経するとコレステロール値は上がるって聞くけれど
しばらくすると落ち着くものなのだろうか?
これが痛さだったり傷だったりなら明確な目安があるのに。

血液検査をしないとコレステロール値はわからないので
どうしても病院に足を運ばないといけない。
自宅で使える測定キッドもあるけれど、
知りたいのは数値だけではない。

今後どのように生活習慣をはじめ改善すれば
健康を維持できるのか、ここが肝心です。
このページでは閉経によるコレステロール値の変化について紹介します。

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閉経後コレステロール値は上がる?

まず知っておいて欲しいのは女性が閉経すると

今までは出産の準備をしていた体が
長く生きるための体に目的が変わって準備体制をとります。

具体的には子供を出産するには
女性は卵子を準備する必要があります。
その卵子を作るためには大量のコレステロールを使います。

しかし閉経するとその必要はなくなります。
そしてそのコレステロールは
生命力、免疫力など体を維持の方にシフトして使われます。

つまり閉経後にコレステロールが上る人は
極めて健康体で元気な人です。
自然の摂理だということを知り安心してください。

ただし値が高すぎるのも問題です。
過去LDL(悪玉)コレステロールは、
従来は60から119mgを「異常なし」と判断していました。

しかし中高年45~64歳だと
男性72~178mg、女性73~183mgまでは正常値と
判断基準が改定されました。

自分のコレステロール値をよくわからない人は
まず一度血液検査をしてみましょう。

そして脂質代謝検査で総コレステロール
LDL(悪玉)コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、
そして中性脂肪値がわかる検査がベターです。

コレステロール値を高くしないためには
多く含まれす食材を食べなければいいのか?というと
残念ながらそんなに単純な話ではありません。

実は血液中のコレステロールに占める
食事性コレステロールは2割程度。
あとは肝臓など体内で合成されているからです。

つまりコレステロールを多く含む食材
たとえば卵黄、いくら、有塩バター、レバーなどを食べなければ
他の栄養素EPAやタウリンなどを排除することにつながるからです。

かといって無制限に食べていいわけではありません。
目安として卵なら1日2個程度なら問題ありません。
一番難しいですが色々な食材を食べ
栄養バランスをとることが大切です。

そしてコレステロールよりも注意して欲しいのが
中性脂肪値の値です。
中性脂肪値の基準値は39から149mg/dlです。

手術後の主治医が目の色を変えた時が
中性脂肪値がグーンと半年前よりも上昇した時でした。

コレステロールの値は少々高くても
「年齢的にはどうしても高めになるのでこれ以上増やさないように」と
普通に軽く注意説明だけでした。

しかし中性脂肪値が基準値を外れた途端
まずは食べすぎだと思うのですべての食事量を1割カット、
そして半年後値が変わらなかったら
薬を飲んでもらうかもと厳しい表情で脅かされました。

でもそのお陰で普段の食事生活を見直すきっかけになったし、
調べたり体験したことをこのブログで
紹介することにもつながりました。

一つ知っておいて欲しいこと。
それは動脈硬化の原因は糖質の取りすぎで発症します。

糖質摂取しすぎると→血糖値上昇→追加インスリン分泌される
→活性酸素発生→血管内皮の傷害とそれによる炎症がおこり
→動脈硬化の進行→ひどい場合は脳卒中、心筋梗塞とつながります。

つまりLDL(悪玉)コレステロールは
動脈硬化になるの直接原因ではありません。
HDL(善玉)コレステロールや中性脂肪値とのバランスが
とても大事なことを忘れないでください。

では「中性脂肪値」を正常にするには
何を始めればよいかというと
まずは悪しき習慣を経つことから始めましょう。

どんなに体に良い食材を取り入れても
どんなに体に良い植物油をとりいれても
食べすぎ、運動不足、不規則な生活を
続けていては意味がありません。

そんなこと言ったって。。。
出来ないから困っていると思いませんでしたか?
実は私もそうだったので痛いほどよくわかります。

いきなりすべてを変えようと思うと
それだけで気が重くなります。
そして途中で挫折する自分の姿も目に浮かびます。

どんな小さなことでも構いません。
まず2週間続けるとそれが普通になってきます。
私が今やっていることを紹介すると。。。

食生活の見直しのスタートは
まず食べているものを書き出すことです。
飴玉一つ、チョコ一粒も忘れずに全てです。

そうするとどれだけ自分が食べているのか
思った以上にわかってきます。
そしてかなり意識しないとどうしても野菜不足になります。

暴飲暴食をしているつもりはなくても
自分が腹八分目で食事を終わらせていないこと。
これを食事内容を書き出すことで客観視すること。

食べ過ぎを認めるのは楽しくないけれど、
ここからスタートすると後が楽になります。

(まとめ)

閉経時期は「女性の最大の難所」と言われるぐらい
全身の疲れ、冷え、イライラ、鬱っぽさなど
個人差はありますが様々な不調が心身に現れやすくなります。

加えて更年期になるとどうしても新陳代謝も落ちてきます。
食事や運動が若い時と同じなら
当然消費カロリーは減っています。

コレステロール値の管理も大切ですが
血糖値や中性脂肪値にはもっと気を配り
悪しき生活習慣から抜け出すようにしましょう。

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