中性脂肪に良いと言われているルイボスティー。
もちろんこのお茶を飲めば中性脂肪値が下がるかといえば違います。
毎日の食事と運動を見直すことが重要です。
しかし飲み物は毎日摂取します。
夏の季節はもちろん、秋冬も空気が乾燥していることもあり、
一日を振り返ると結構な水分量を飲んでいることは珍しくありません。
自分はもちろん家族の健康管理を考えると
普段飲んでいるものを見直すことが重要です。
健康に近づけば、自然と中性脂肪値も正常範囲内に落ち着きます。
ルイボスティーの特徴は
南アフリカの原住民の間で「不老長寿の薬」として
昔から語り継がれきたほど、健康につながるお茶として有名です。
ルイボスティーは、活性酸素除去作用のあるSOD(抗酸化物質)に
とてもよく似ている「フラボノイド」という物質が多くに含まれています。
ルイボスティーに含まれる「フラボノイド」の量は、
緑茶の50倍、ウーロン茶の30倍と言われています。
この「フラボノイド」が老化防止、花粉症や、ぜんそく、湿疹、アトピー、
ストレスに強力な力を発揮してくれます。
また効能として消化不良、精神の安定、血圧の安定、不妊、
アンチエイジング(老化防止)、美肌効果があると謳っています。
中性脂肪を落とす目的に直接は関わっていませんが、
ルイボスティーは美味しいから続くと
教えてくれた70代現役の薬剤師さんの肌の美しさと
一日中立ち仕事ができる体力は見習いたいと思っています。
ではルイボスティーの選び方のコツを教わったので紹介します。
まずは「等級」をチェックして下さい。
日本茶にも玉露から粉末茶まで色々な等級があります。
それと同じようにルイボスティーにもスタンダード級、
チョイス級、スーパー級、ファイブスター級などがあります。
日本茶価格の決め手になるのは産地、希少性、茶の種類の
三つと言われていますが、それとよく似ています。
安価なルイボスティーはそれなりの質だと思って下さい。
現地の南アフリカ共和国では販売する際
必ず等級を表示することが義務付けられています。
数多く店頭に並んでいる中で見極めるには、まず等級を確認しましょう。
「ファイブスター」の名前が箱のどこかに書いてある商品。
これが新鮮な最高級茶葉を使っている証拠になります。
つまりフラボノイド含有量が一番多い商品です。
また注意点としてルイボスティーの茶葉は、大変湿気に弱いです。
湿気が多い日本で長期間保管しておくと、
品質が落ちるだけではなく、大切な抗酸化作用も
弱くなってしまいます。
ただし茶葉の鮮度を保つため、
アルミ袋を使用している商品があります。
これなら3年ぐらいなら茶葉の新鮮さと味の良さが保たれています。
箱から開けたらアルミ袋を捨てないで、
そのままお茶がなくなるまで使いましょう。
とことん品質に拘る時は
オーガニックのルイボスティーを選びましょう。
農薬、化学肥料とは無縁の茶です。
お墨付きとしてECOCERT認定がついています。
★★★
ECOCERT(エコサート)とは、フランスのトゥールーズに
拠点をおいています。ヨーロッパ地方をメインに
世界20カ国以上の国で使われています。
オーガニック認証団体の世界基準とも言われています。
完全に独立した公平な立場です。
検査員は農業と食品科学分野の技術者で構成されています。
ECOCERTの認める有機生産物とは、
ヨーロッパの有機に関する法律にのとった生産された非加産物と、
加工産物のことを指します。
認定を使い続けるためには、
一年に一度の監査を受ける義務があります。
★★★
ただし値段も高価になるのでルイボスティーの味が
苦手じゃないか、最初は手頃なものから始めたほうが
無駄にならないかもしれません。
味や香りはちょっと紅茶に似ています。
しかしカフェインやタンニンが含まれていないので、
赤ちゃんからお年寄り、妊娠中の方までどなたでも、
そしていくらでも安心して飲めます
家族みんなが飲める飲み物で
身体の中の活性酸素をルイボスティーが
取り除いていることは確かです。
特に秋冬は体を冷やさないためにもアイスより
ホットか常温で飲んで頂きたいお茶です。
そしてこだわるならルイボスティーを沸かす水も選びましょう。
水もできれば水道水よりは塩素や防腐剤が含まれていない
ミネラルウォーターを選びましょう。
ルイボスティーを飲めば中性脂肪値が下がるというよりも、
飲み物を気をつけているなら、食事も暴飲暴食をやめよう。
せっかくならちょっと運動してみようかなど
自分のボディメイクに関心が高くなるのが一番効果的です。
なんとなくその気になった。
感覚的なものでも意識が高くなればしめたものです。
人から言われて直るぐらいなら誰も苦労しません。
中性脂肪値を下げるためにはという目的を逆手に取り、
日常生活の見直しから自分の体を健康体へ近づけていきましょう。
(まとめ)
ルイボスティーを飲むだけでは、簡単には中性脂肪値は変わりません。
バランスが良い食事と適度な運動を行ってこそのお茶です。
せっかくならば毎日飲むお茶もこだわっていきましょう。
お茶と同じようにルイボスティーにも等級があり、
品質が高ければ、値段も比例して高くなります。
一日500mlのペットボトルで買っていたお茶代、
つまり一ヶ月分3000円あれば、良質なルイボスティーを飲むことは可能です。
中性脂肪値を正常値に戻すためにも家族みんなが健康でいるためにも
ルイボスティーの「フラボノイド」効能に、助けてもらいましょう。