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びわ温灸は新陳代謝がよくなる?基本のツボを温めてみよう

びわ温灸。聞いたことありますか?
私は昔在籍していた化粧品会社の代理店時代
遠赤外線式温灸器を取り扱うことになり、
勉強をした上で愛用しています。

中性脂肪値を下げる目的で。
びわ温灸を使えばすぐに改善するかと問われれば
NOと答えるしかありません。

しかし家庭療法として血行がよくなり、
胃腸の働きをよくすること、新陳代謝が良くなることが
健康に近づく一歩になります。

お灸の良さは皆さん一度は聞いたことがあるはず。
しかし火を使うのは何かと気を使うし、

熱くて跡が残るのは出来れば避けたい。
家庭で簡単にできるよう開発された枇杷葉温灸器は扱いやすいです。

カセットを入れる前に、まず温灸そのものがあたたまるまで
電源を入れておきましょう。
手で触ってちょっと熱いぐらいが適温です。

ツボを抑えると最初はじんわりと温かく、しばらくすると
15秒ほどでギュッと熱感が増し、とても気持ちの良くなります。
電源確保ができれば、自宅やマンションはもちろんのこと、
ホテルや病院などでも安心して使用することができます。

枇杷葉温圧の由来は、仏教医学として始まり、
インドの古い教典には、枇杷の樹木は「大葉王樹」
葉は「無憂扇」と説かれており、古い歴史を持っています。

日本へは奈良時代に中国経由で伝来し、
古い漢方書「本草綱目」にも枇杷葉に関する文献が残っています。

枇杷の葉の活用方法は色々と開発されてきましたが、
その中の枇杷葉温圧は、枇杷葉の効能+温灸(もぐさ)と指圧を加え、
自然の治癒力を上げていく広く民間に伝承された家庭療法です。

びわ温灸の効能を理解した上でどんなものか知りたい場合
既存のクリニックで一度治療を受けるのも一つの方法です。
スポーツ新聞で紹介されていたのは
東京都港区赤坂の赤坂溜池クリニックです。

地元で探したい時は
検索エンジンで「びわ温灸 地名」で調べてみましょう。
私は千葉在住なので試してみると
意外な場所が検索順位一位でした。

もし地元で見つからなかったら、
勤務途中、定期券内で降りやすい駅名を入力するのも
一つの手です。

びわの葉の香りは癖がないし、
自然のものなので癒やされます。
抵抗がなければ、最初から遠赤外線式温灸器を入手してもかまいません。

中性脂肪値を下げるために一番大事なのは
バランスの取れた食事、適度な運動、そして
規則正しい生活習慣を毎日続けることです。

「毎日続ける」これが苦痛になっては意味がありません。
びわ温灸はびわの葉を詰めたカセットを電源で温めて使う器具。
よって真夏はエアコンが効いた部屋でもちょっとしんどいです。
秋から春の季節だと無理がありません。

びわ温灸の良いところはは鍼のようにピンポイントではありません。
だいたいここらへん、とざっくりの場所を温熱器で抑えればOKです。
半信半疑でやっていたら、折角の効果も台無しになります

時間帯はいつでもかまいませんが、
続けやすい時間帯はお風呂を済ませ、寝る前がおすすめです。
自分へのご褒美。癒しの時間だと思って
リラックスして行うのが一番です。

どんな症状を改善するにしても、まず基本のツボ5ヶ所を温めましょう。

1.涌泉→足の裏 人の字に左右に別れた中心部。

腎炎、浮腫、婦人科関連のツボ

2.三陰交→くるぶしの上端から指三本分。

生理痛、腰痛、冷え性、足の重さ・だるさを取る、
腸の病気、腎臓の病気、糖尿病、虚弱体質、
ストレスをためやすい体質、万能ツボ

3.足の三里→親指と人差し指を酌直角にして、
膝の骨を人差し指で押さえ、中指の爪の下。

胃の病気、全身の疲れ、長寿のツボ。

4.委中→膝の裏側の中心部。

ぎっくり腰、腰痛、膝痛。

5.腎兪→へその裏側。

代謝促進、虚弱体質、腎臓の病気。

この5点のツボを抑えてから自分が気になる症状を
びわ温灸で温めていきます。

例えば中性脂肪値を落とすと同時に私が気になるのはおなかやせ。
上記5つのツボを温めたら次は「合谷」のツボを温めましょう。

合谷の場所は人差し指と親指の骨が合流する所から
やや人差し指よりにあります。
このあたりに、さわってわかる「くぼみ」があります。
親指で押した時、痛気持ちい場所が合谷です。

この「合谷」のツボを覚えておくと便利です。なぜなら

肩こり、冷え性、低血圧、便秘、更年期障害、疲労回復、
目の疲れを取る、集中力・やる気アップ、
緊張をほぐす、眠気を取り去る、代謝をよくする、
消化促進、足の重さ・だるさを取る、
過食を防ぐ、かぜ、虚弱体質改善、
歯痛、時差ボケなどなど

「合谷」は万能ツボだからです。

沢山のツボを覚えようとすると面倒になり長続きしません。
枇杷の葉が用意できなければ、ドライヤーの温風で
紹介したツボを温めるだけでも、体がポカポカとしてきます。
まずは、この6つのツボを温圧するころからはじめてみましょう。

まとめ

家庭療法のひとつとして古くから利用されてきたお灸と
薬効に優れた効果を発揮してきた枇杷の葉。
この両方の良さを持ち備えたのがびわ温灸です。

お灸の欠点、「熱い」「跡が残りそう」の心配がありません。
温めるツボは、「湧泉」「三陰交」「足の三里」「委中」
「腎兪」「合谷」の6箇所を温めて下さい。

びわ温灸の注意点は、同じ場所を長時間ずっと押し温めていると
低温やけどになってしまいます。
自分ひとりでできる手軽さから気持ちよくて眠ってしまわないよう、
注意が必要です。

びわ温灸を上手く利用し、中性脂肪値を下げることに

近づけていきましょう。

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