中性脂肪値が高いと知ってから
毎日の食事の見直しが大切なことは
主治医からも説明を受けて理解はしたつもりです。
ただ、食べたばかりなのに
テレビでグルメ番組を見ると
「美味しそう」とまた何か食べたくなったことはありませんか?
また食べる順番ダイエットでは
先に野菜を食べて次に肉・魚・大豆製品のたんぱく質、
最後に主食の炭水化物を食べると
満腹感から主食の量が自然と減ると言われていますが・・・
それでもまだご飯のおかわりをしたいときがあったので
他に食欲を抑える方法を探したところ
食欲をコントロールするのに役立つ「ツボ」の存在を知りました。
このページでは
【1】食欲を押さえるツボ1:耳
【2】食欲を押さえるツボ2:手
【3】食欲を押さえるツボ3:足
についてお話しします。
【1】食欲を押さえるツボ1:耳
耳には約360のツボがあると言われており。
また耳は脳から近いので特に大切なツボが
集中しています。
中でも注目して欲しい3つの耳つぼについて紹介します。
【a】飢点
飢点は、食べすぎを抑えてくれるツボです。
ツボの場所は耳の穴から少し顔寄り部分に、
小さなぽこっとした軟骨の出っ張りがあります。
その真ん中あたりを
食事の15~20分前に刺激するのがポイントになります。
脳にある満腹中枢が刺激されることで、
過食防止を期待できるようになります。
ツボ押しは、綿棒や爪楊枝の後ろなどで
左右同時に約10回ほど押しながら揉んでみましょう!!
【b】内分線
内分泌は、ホルモンバランスを整えるツボです。
場所は耳の穴の下、内側のくぼみ部分です。
ホルモンバランスが乱れると、食欲が抑えられなくなり、
甘い物を食べ過ぎになりがちなので注意が必要です。
マッサージ方法は
1.耳の裏側に親指を置き、人差し指でつぼを揉み、押します。
2.つぼとその周辺を中指と人差し指でていねいにこするようにします。
つまめる箇所はつまんでほぐします。
3.耳の上部、中央、耳たぶを順に引っ張ります。これを3回繰り返します。
【C】神門
神門は耳の上部、くぼんだところにあるツボです
神門は自律神経に対応するツボです。
ダイエットの敵の一つが、空腹によるイライラですが、
神門を押すことで、イライラを抑える効果が期待できます。
やり方はとっても簡単。
たった3秒「キュッ! キュッ! キュッ! 」と
耳をひっぱるだけです。
東洋医学では「耳が硬いときは
身体が弱っている」と言われています。
耳をいじるのは仕事の休憩時間や、
夜テレビを見ているときなど、
いつでもどこでも気軽に刺激できるが魅力的ですね。
毎日の健康状態チェックにもなるので、
1日に1度の耳マッサージを習慣にしていきましょう。
【2】食欲を押さえるツボ2:手
ハンドマッサージをやってもらったことありますか?
手を差し出してもんでもらうだけで
脱力感とともに、気持ちが落ち着いた経験が私はあります。
手のツボも耳同様沢山ありますが
別名「万能のツボ」と呼ばれている「合谷」(ごうこく)を紹介します。
合谷の場所は手の甲を上にして、
親指と人指し指の骨が交差した部分から、
人差し指へ向かって押していき、
痛みを感じるくぼみです。
期待できる効能は、中性脂肪の値が高くて
改善したい人が必要な
代謝をよくする、おなかやせ、過食を防ぐは
もちろんのこと
肩こり、冷え性、低血圧、便秘、更年期障害
疲労回復、目の疲れを取る、集中力アップ、
緊張をほぐす、足のだるさを取る
ストレスをためない、時差ボケ、歯痛など
ほとんどの人が何かしら上記症状に当てはまるはずです。
普段から気軽に刺激をしていきたい万能ツボです。
ツボの押し方は利き手の親指の平を使って
3秒かけてゆっくり押し、3秒かけてゆっくり戻しましょう。
同時に、お腹の底から息を吐きながらツボを押し、
息を吸いながら力を抜き新鮮な空気を体に取り込んでいきます。
【3】食欲を押さえるツボ3:足
足のツボは耳や手と違って外出先では
ちょっとケアしずらい場所です。
よって帰宅後のリラックスタイムに是非
押していただきたい万能ツボ「三陰交」を紹介します。
三陰交の場所は足の内くるぶしから、
指4本分程上で骨の際になります。
期待できる効能は肥満症をはじめ、
生理痛や生理不順など子宮関係の疾患や
更年期障害や消化器系の不具合(下痢、便秘など)
にもよく使います。
また虚弱体質やストレスをためやすい体質改善など
女性ホルモンの働きを調え、
特に40代以上の女性の元気と若さを保つツボとして、
普段から刺激していきたいツボのひとつです。
現代社会はストレスゼロで生活していくのは無理なので
うまく付き合うひとつとして
ツボ押しを利用していきましょう。
(まとめ)
【1】食欲を押さえるツボ1:耳
【2】食欲を押さえるツボ2:手
【3】食欲を押さえるツボ3:足
この3つのテーマに関してお話してきました。
ツボを刺激することは道具はいらない、
必要以上に痛くない、そして1人で出来ると
気軽にスタートしやすいのが最大メリットです。
しかしどんなに簡単なことでも
生活習慣に取り込むのには
しばらくは脳が拒絶反応を起こします。
パソコンやスマホの休憩時間を決めて
目を休ませると同時にツボを刺激するなど
今までやってきた「ついで」に行うと
少しずつ習慣化されていきます。
ツボを刺激することは
健康と美容に繋がる大切なスイッチの役割があります。
いつまでも元気でイキイキと生活するために
上手に使っていきましょう。