人間ドッグの検査項目は
どんな内容があるかご存知ですか?
健康な体でずっといたいという
一般的なことを知りたい場合と
ある一定の病気について
詳しく調べたい時と当然検査項目は変わってきます。
このページでは中性脂肪値が高いと診断された時
どんな人間ドッグを選び
特に注目すべき検査項目について紹介します。
人間ドッグと一言で言っても
時間と費用に糸目を付けなければ
調べることが出来る検査項目は
いくらでもあります。
しかしまずはベーシックプランを
選べば普通は十分だと考えます。
人間ドッグではありませんが
先日所属している派遣会社グループが
健康保険料から負担してくれた
健康診断結果は以下の項目でした。
身長 体重 腹囲から肥満度
血圧、聴力 視力 血圧 心電図
胸部X線 尿検査 検便 そして血液検査でした。
受診当時は術後半年に1回
主治医の病院で検査を行っていたので私は
希望しませんでしたが
婦人科系もできれば見てもらいましょう。
乳がんや子宮がんの早期発見が大切だからです。
健康診断をしてもらう際
もし血液検査がない時は必ず
オプションで追加して下さい。
通販で生活習慣病などの
チェックをできる検査キッドも
売っていますが病院検査の方が正確性が高いです。
血液検査で特に注目して欲しい項目は
HDL(善玉)コレステロール
LDL(悪玉)コレステロール
そして中性脂肪です。
検査機関によっては
T-Cho(総コレステロール)や
TG(中性脂肪)のローマ字で
情報提供される場合もあります。
色々なことがわかる血液検査ですが
もちろんわからないこともあります。
その一つが癌にかかっているかどうかです。
「癌であるかどうか」がわかるのは、
細胞を採取して検査する「細胞診」になります。
初期のがんだと検診で
見つからないケースもありますが
腫瘍マ-カ-チェックで判明するときもあります。
心配をしだすとキリがありませんが、
現実的にはこの箇所を見てもらいたいと
ポイントを絞って検査してもらうのが
時間も費用効果も妥当と言えるでしょう。
脳を見てもらいたかったらMRI
消化器系で不安があれば
胃カメラや大腸カメラが適切です。
乳がんが心配ならマンモグラフィー
肺がんが気になればCTなど
検査する前にかかりつけ医と相談が
可能ならば一番よいでしょう。
数年に一度たくさんの項目を受信するよりは
毎年定期的に健康診断または人間ドックを
受けることが大切になってきます。
ともあれ健康管理をする際に
血液検査結果は健康体になるために
今後どうすればよいかを教えてくれる
分かりやすい判断基準になります。
では次にできるだけリーズナブルに
血液検査を行うとするならば
国民保険を利用しているならば
1年に一回市町村の健康診断があります。
もし企業の健康組合に入っていれば
都市名と健康診断と検索エンジンに
入力すれば該当病院が出てきます。
例えば 千葉 健康診断と打ち込むと
何件かヒットします。
千葉メディカルセンターのサイトを覗いてみると
検診メニューを見ると
日帰り人間ドッグの他に
生活習慣病検査や特定健康診査があります。
正直なところ人間ドッグの費用は
かなり高価です。
職場が一部負担してくれればありがたいですね。
生活習慣病検査や特定健康診査の
検査項目を比較してみました。
●生活習慣病検査●
問診 既往歴、家族歴、自覚・他覚症状、生活習慣
身体測定 身長、体重、肥満度、BMI、腹囲測定、血圧測定
尿検査 蛋白、糖、潜血、比重、PH、沈渣
便検査 便潜血(2日法)
血液検査 血液一般、血液型、肝機能、腎機能、
血中脂質、尿酸、空腹時血糖、HbA1c
眼科 視力
耳鼻科 聴力(オージオメーター)
生理機能検査 心電図(安静時12誘導)
放射線検査 胸部直接撮影(正面)
胃部直接撮影(希望により内視鏡に変更可)
●特定健康診査●
メタボリックシンドロームに着目し、特化した健診です。
年齢に関係なく受診できます。
問診 既往歴、家族歴、自覚・他覚症状、生活習慣
身体測定 身長、体重、肥満度、BMI、腹囲測定、血圧測定
尿検査 蛋白、糖、潜血
血液検査 肝機能、血中脂質、空腹時血糖、HbA1c
生理機能検査 心電図(安静時12誘導)
文字通り特定健康診査はかなりコンパクトです。
検査項目が少ない分費用もリーズナブルなはずです。
あとはご自身の健康保険の加入条件によって
かなり変わるはずです。
具体的にわからない点は
医療機関に問い合わせをしましょう。
ただ病院って昼間仕事をしていると
電話をかけるタイミングを逃します。
受付時間を確認し、昼休みなどを上手く利用しましょう。
(まとめ)
メタボリックシンドロームが気になるようだったら
血液検査項目は最低
肝機能、血中脂質、空腹時血糖、HbA1cを
測定してもらえる検査かを確認しましょう。
また人間ドッグや健康検査を選ぶ時は
できるだけ自宅の近所
そして平日或いは週末 通える時間帯有無
概算でいいので自己負担の費用と
保険が使えるかなども調べておきましょう。
はじめていく病院は
慣れていないし緊張するのが普通です。
診断する前に不安に思うことは
前もって確認しておくと気持ちが落ち着きます。