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持病で運動があまり出来ない|触れるだけのリンパケアで対策

持病があるとそれだけで運動する気持ちになれません。
特に体力が落ちているときには
外出するのもおっくうになり家に引きこもりがちです。

でも心拍数を上げて負荷をかけることが運動の全てではありません。
体調を整えるためにリンパを流すことは大変有効です。
このページでは持病があっても運動につながるケア方法を紹介します。

中性脂肪を落とすには食べすぎに注意するのと同時に
体を動かして消費カロリーを増やすことが重要。
ただ体が丈夫じゃないと運動することに抵抗感がありませんか?

確かに有酸素運動が一番脂肪を燃焼するのには
わかりやすいし汗を書くと運動した実感がわくし
ストレス解消にもつながるでしょう。

しかし持病があったら運動しすぎるとその後の後遺症、
筋肉痛、心拍数の上がり過ぎなど
不安になることがあると積極的になれないのもよくわかります。

そんな方には是非ソフトになでるだけのリンパケアをおすすめします。
しかも力を入れすぎるとかえって逆効果、
たった5グラム程度の刺激が適切と聞いてびっくりしました。

リンパの流れを良くするには弱い力で肌をふれたり
なでたりする方が効果的な理由を調べてみると
弱い刺激に筋肉や血液が拡張されます。

すると血管からリンパ成分が染み出して筋肉が
ポンプのように伸び縮をして細胞間をめぐります。
ギュッと力を入れるマッサージがなぜよくないかというと

強い力で押してしまうと体が緊張して血管が収縮され
リンパの成分は血管の中に押し戻されます。
つまり筋肉も緊張して固まりポンプの役割が妨げられます。

つまりリンパが滞ってしまいます。
弱い力で擦る大切さを理解した上で
次は5グラム程度の力加減について説明します。

優しく触れる力とは食パンを手に触れた時
表面が押されて凹まない程度の力です。
乾布摩擦と比べるとやったかわからないぐらいです。

でもどうでしょう?一生懸命にケアしようとすると
ついつい力が入ってしまいます。
そんな時は化粧用ブラシを使うと力加減がわかりやすいです。

理想的なものはチークブラシかファンデーションブラシ。
ブラシの幅が広ければ広いほど圧が分散されて
理想の5グラムの力加減で刺激することが可能になります。

肩や首など痛みがある場所を化粧ブラシで
サッと擦ってみてください。
ブラシの毛を寝かすようにするのがコツです。

このケア方法が楽ちんなのは
洋服の上からなでても同じ効果が期待できます。
テレビを見ているときなどながらで大丈夫だと気が楽ですね。

実はリンパと言葉は前から聞いていても
よく理解していなかったので
なぜリンパを流すことが重要化を調べてみました。

リンパの役割は簡単にまとめると「体内に酸素や栄養を届けること」
それだったら血液が働いているはずと思いませんか?
確かに血液も運んでいますがこれは血管の中までです。

リンパは動脈の毛細血管から細胞と細胞の間に染み出します。
ひとつひとつの細胞に酸素や栄養素を届けます。
その量は血液と比べると2.5倍も多いと知りました。

その上リンパは体内の老廃物や酸化物質も回収する働きもあります。
一部のリンパは老廃物をリンパ管に運び、
リンパ節のフィルターで老廃物を濾過してから静脈に流します。

その他大部分のリンパはリンパ管を通らず二酸化炭素と一緒に
直接静脈の毛細血管に吸収され、
血液として心臓に戻ります。

リンパの流れをよくすることは体内の細胞をイキイキと活動させること
つまり肩こりや腰痛などの痛みが解消されたり
自律神経のバランスが整いイライラのストレスを感じにくくなります。

一般的なリンパマッサージはリンパ管を流れる箇所をアプローチしています。
しかし残念ながら全体の1割り程度しか流れていないので
残り9割の細胞間の「間質リンパ」を流れるようにすることが重要です。

「間質リンパ」は田んぼを満たす水のようなものです。
緩やかによどみなく流れていれば稲(細胞)は健やかに育ち。
汚れやゴミ(老廃物)は下水管(リンパ管)に流れていきます。

約5グラムの弱い刺激で筋肉は緩むことがわかっています。
押す、もむ、引っ張るは厳禁です。
リラックスして緩んだ筋肉にリンパをたっぷりと膨らますことが可能です。

肌に優しく触れていると触れた場所の筋肉緩む上に
刺激が伝わって体全体がゆるみやすくなります。
人間の体は筒構造から成り立っています。

ホ-スに例えると優しくなでたりゆらしたりすろと
刺激はホース全体に伝わりますが
一箇所だけギュッと力を入れてもそこが詰まってしまいます。

筋肉が緩むと深呼吸もしやすくなりリラックス出来ます。
リンパケアは力を入れすぎないこと。
これがまず最初に注意することなので忘れないようにしましょう。

(まとめ)

持病を持っていると運動をすることが怖くなってしまいがちです。
もちろん負荷が軽い運動はやってかまいません。
ただし「自分には無理だ」と諦めてしまうのはもったえないです。

体力がある方もない方皆さんにおすすめできるのが
そっと5グラム程度の力で触れるだけのリンパケア。
家事の合間など日常生活の操作に組み込んでいきましょう。

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