ヨガっていつからポピュラーになったエクササイズでしょうか?
80年代にレッグウォーマーのファッションが流行って
エアロビクスが大流行したあとだったはず。
日本では30年ぐらいの歴史ですが、
今では「ヨガ」と聞いてどんな運動かわからない人は
老若男女、誰に質問しても答えられない人はいません。
それだけ認知度が上がっている運動のヨガの
燃焼カロリーはいかほどなのか、
このページでは調べた結果を紹介していきます。
カロリーが気になっているということは、
つまり体を引き締めたい、もっと本音を言えば
痩せたい気持ちがあるからに違いありません。
耳にタコができているかもしれませんが
復習を兼ねてもおさらいします。
ダイエットはシンプルに考えればとてもスッキリします。
それは「痩せるか痩せないか」はすべて次のの公式で判断できるからです。
摂取カロリー<消費カロリーなら痩せる
消費カロリー=基礎代謝+運動代謝
そうです。魔法でもなんでもなく当たり前の公式です。
食べる量を減らして摂取カロリーを落とす。
一行で終わるほど文字にすれば簡単です。
摂取カロリーを減らすには今流行の糖質制限ダイエットや
一食をスムージーなどに置き換えダイエットなどたくさんありますが
人間の三大欲求の食欲と戦う必要があります。
期間限定ならなんとか我慢ができますが、
長期戦となると「もういいや」と諦めてしまったことありませんか?
暴飲暴食は論外ですが、食事制限は精神衛生上よくありません。
そこで次に考える方法は
消費カロリーを増やして公式を成立させる方法です。
この方法は2つのアプローチがあります。
1.運動によるカロリー消費
実はこの方法は努力の割には実りが少ないことがデメリットです。
例えばジョギングして消費できるカロリーは30分走っても
おにぎり1.5個分(240kcal。時速8km、体重60kgの場合)。
運動したらお腹が空いておにぎりの1個や2個は
ぺろりと食べてしまいませんか?
かえって食欲が出て食べ過ぎる危険も残っています。
体脂肪1kgは7200kcalなので、
1kg痩せるには15時間走らないと帳尻があいません。よって
運動と食事を組み合わせるダイエットが効果的と考えられています。
2.基礎代謝量そのものを増やす
実はこの方法が最もダイエットのやり方としてはストレスが少なく、
そしてその割には効果が高いものです。
つまり基礎代謝を上げることが重要になってきます。
そもそも基礎代謝とは、身体の細胞が糖分を燃焼させ、
糖分が無くなったときに身体についている脂肪を糖分に
変えて燃焼させることによってエネルギーを発します。
つまり基礎代謝量を増やすということは、
その糖分に変わる脂肪を増やして、
身体についた脂肪を減らしていくのでダイエットにつながります。
この方法にも2つあります。
1つめは基礎代謝を上げて早目に糖分を使い切ってしまい
脂肪を燃焼する必要性まで持って行く方法です。
2つめは身体の中で基礎代謝を行う部位を大きくしていきます。
車で例えるとエンジンが大きくなればガソリンをたくさん消費するように、
脂肪を多く燃焼させるよようにしていきます。
実はヨガはこの「運動で消費カロリーを消費させること」と
「基礎代謝量を上げること」の両方同時にできるエクササイズです。
よってダイエット効果が高いと言われています。。
その理由はヨガはジョギングや水泳と同じ有酸素運動だからです。
ただし運動量のカロリーだけを比べると
40代で60kgの女性がヨガを1時間行うと約210kcal消費します。
これに対して激しいダンスエクササイズをした場合は、
約300Kcalの消費です。
ホットヨガを行えばもっとカロリー消費は上がります。
ただしホットヨガは体力がない人にはあまりおすすめできないと
先日SNSで知り合った大阪の女性から教わりました。
なぜかというと…
ヨガの発祥場所インドよりも日本は高温多湿。
この過酷な環境で生徒さんを教えている
インストラクターが体調を崩している人が増えているそう。
教わる頻度でも特に注意しなければいけない人は
婦人科トラブルを持っている人、不妊治療中。
血流が悪いと言われたことがある人
冷え症、気虚体質。低血圧の人だそうです。
ホットヨガが流行るのには理由があります。
なぜなら現代社会はすごレスだらけ。
そんなときに、汗をかくことでスカッとしてストレス解消につながります。
そして汗をかくってわかりやすい変化です。
新陳代謝が上がったのかと勘違いもしやすいし。
でもスタジオ内の温度と湿度を考えればわかりやすいです。
室温35~38℃/湿度60%くらいの設定で行うホットヨガ。
これは真夏の猛暑日に不要不急の外出は控える状態です。
ヨガは呼吸とともに心と体を整えることが本来の目的です。
体力がある人は週一回位ならヨットヨガを行っても大丈夫ですが、
常温の普通のヨガで十分です。
何も運動をしないのも問題ですが、やりすぎにも注意しましょう。
(まとめ)
ヨガの燃焼カロリーは瞬発系のダンスなどよりは
値は少ないですが水泳等と同じ有酸素運動なので
体の糖分を燃やした後脂肪を燃やしてくれる体になります。
また骨格に正しく筋肉がぶら下がることにつながるため、
インナーマッスルと体幹が鍛えられル結果につながります。
注意点は常温のヨガで体の声を聞くようにしましょう。
ホットヨガは体力がある人でも過酷な環境で動くからです。
汗を大量にかくので運動した気になりますが、
体に負担が大きすぎないよう注意しましょう。