「油」って聞くとカラダに悪いイメージが強いです。
しかし病気にならない予防につながったり
若さを保つために大切なことがわかってきました。
では自分にあった健康オイル、種類が多すぎて迷っていませんか?
主な栄養素、主な脂肪酸、そして使いやすさ、購入しやすさも
長く続けるには事前にチェックをしていきましょう。
そして健康オイルの種類に応じて加熱OKのものとNGのものがあるため
調理方法も考えていく必要があります。
また油には良い油と悪い油があるので表示チェックをして
摂取過多に注意が必要です。
このページでは
【1】健康オイルの種類1:用途別案内
【2】健康オイルの種類2:ココナッツオイルについて
【3】健康オイルの種類3:オメガ3系のオイルについて
について調べたことをお話しします。
【1】健康オイルの種類1:用途別案内
毎日の食卓に美味しく摂って、健康とエイジングケアにつながる健康オイルの種類について紹介します。
A【オメガ3たっぷりオイル】
●エゴマ油●アマニ油 など
油には体内で作る事ができない必須脂肪酸があります。
それは悪玉コレステロールを減らしたり血圧を下げる働きがあります。
テーブルオイルとして調味料代わりに使って生活習慣病予防に役立てましょう。
B【加熱Okの料理用オイル】
●オリーブオイル●こめ油 など
脂肪酸のオレイン酸と栄養素ビタミンEは加熱しても栄養素の働きが落ちにくい性質があります。
揚げ物や炒め物にも安心して使えるので十分活用しましょう。
C【ナッツオイル】
●アーモンドオイル●ピーナッツオイル など
ナッツオイルには抗酸化作用が高いポリフェノールとビタミンEが含まれています。
香ばしい香りを生かしてお菓子や加熱料理に適しています。
D【変わり種ビューティーオイル】
●椿油●松の実油 など
精製された油は髪や肌に使われますが、純粋な精製油は食べることが可能です。
限られた油にしかγリノレン酸は含まれず、PMSや更年期障害など女性の不調改善に期待出来る貴重な成分は
少量でも効果的に摂っていきたいものです。
ジュースやヨーグルトを食べるときにポイント使いするのがお勧め。
E【健康オイルフード】
●魚●ナッツ●チアシード など
良質の油に加えて食物繊維やたんぱく質もとれます。
油だけに頼らず食べ物からも積極的に摂りましょう。
【2】健康オイルの種類2:ココナッツオイルについて
健康オイルの中でも「ココナッツオイル」がイチオシなことを
リンパマッサージを仕事にしている女性から教わる機会が最近あったので紹介します。
【ココナッツオイルがなぜ良いのか理由】
1.酸化しにくい
2.エネルギーになりやすくカラダにたまりにくい中鎖脂肪酸が多く含まれている
3.免疫力を高めて細胞を強くするラウリン酸が多く含まれている
4.トランス脂肪酸ゼロ
★トランス脂肪酸は植物油に水素を添加した人工的な脂質です。
活性酸素が多いため老化が進み、動脈硬化より心臓病のリスクが高くなることが判明しています。
また認知病を進めるともいわれています。できるだけ避けましょう。
【こんな人におすすめ】
・忘れぽい人
・ダイエット中のひと
・メタボが気にある人
・老化を防ぎ、若さを保ちたい人
・がんを予防したい人
・血行が悪い、冷え性の人
そして中性脂肪値を標準値内に収めたい私ももちろん該当します。
【風味チャート】
・香り 甘くこってりしている。
未精製の商品は香りが強い
・口当たり まろやか
脂肪分はクリーミー
・コク カレーやコーヒーなど刺激の強い味に深みを与える
・甘み コーヒー、ココアをはじめお菓子作りに適している
・苦み ほとんどない。渋みが苦手な人向け
・個性 甘い香りが特徴的
【保存法】
高温にならない場所をさければOK。
冬場固まってしまったら湯せんで対処する
【適した調理方法】
飽和脂肪酸が成分のほとんどを占めるため酸化しにくく、加熱料理に向いている
【イチオシの食べ方】
トーストにバター代わりにココナッツオイルをのせる。
バターとは違った香りとコク、そして甘い。
もし固まったとしても温かいトーストならすぐ溶ける
【3】健康オイルの種類3:オメガ3系のオイルについて
オメガ3のオイルを積極的に摂りましょうと耳にするけど
具体的に何がよいのかがわかっていなかったので紹介します。
オメガ3とは
魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの
植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称です。
オメガ3系脂肪酸には血管の柔軟性を保つなどの作用があり、
動脈硬化を防ぐことが期待出来ます。
不足すると、脳や神経、皮膚などに異常が現れ、
糖尿病、心臓病、アレルギー、がん、脳卒中、うつ病などの
予防効果にもつながります。
最近食用油にα-リノレン酸が添加されていたり、
DHAやEPAのサプリメントが広く販売されるようになったのは
このような背景があるからです。
1日の油の摂取量は食品に含まれるモノを含めて
45グラムから50グラム。その中でオメガ系の油は
小さじ1杯分を摂るのが理想的な割合です。
(まとめ)
【1】健康オイルの種類1:用途別案内
【2】健康オイルの種類2:ココナッツオイルについて
【3】健康オイルの種類3:オメガ3系のオイルについて
この3つのテーマに関してお話してきました。
健康オイルに含まれる栄養素や脂肪酸の中には
酸化しやすい性質があるため加熱を避けた方が良い種類があります。
加熱NGの油はサラダドレッシングなどそのまま使い、
加熱OKの油は揚げ物や炒め物にと使いわけましょう。
またどんなに健康オイルの種類に注意をしていても
加工食品やスナック菓子にはトランス脂肪酸を使ったものが
多く店頭で並んでいます。
成分表示に注意し、良い油を増やし悪い油を減らす努力をして
健康なカラダ作りをしていきましょう。