牛乳と低脂肪牛乳の違いはご存知ですか?
もちろん漢字の通り「脂肪」の量が違うのは
説明を受けなくてもわかっていらっしゃると思います。
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しかし味覚や栄養学的、そして料理のしやすさなど
具体的には比べたことがありませんでした。
このページでは牛乳と低脂肪牛乳の違いについて紹介します。
牛乳と低脂肪牛乳の違い
スーパーに行くと牛乳売り場の種類の多さにびっくりします。
血液検査で中性脂肪値が高いと言われるまでは
値段あるいは一度飲んで癖がなかったものを選んでいました。
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化粧品と同じように食べ物も成分表を見れば
カロリーや脂肪分など栄養価がわかるようになっています。
しかしカバンなど荷物を持ちながら
いちいち見比べているのは正直めんどくさいです。
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一番紛らわしいのが「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違い。
栄養素もかなり変わってくると知り、
これは自分が必要な乳製品を選ぶために
一度頭を整理する必要があると感じました。
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牛乳、その他の乳、乳製品などについての
成分規格や表示方法などは、
乳等省令(昭和26年厚生省)という省令があります。
そして成分調整や添加物有無によって大まかに分けられています。
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◆原材料が生乳100%
原材料が生乳100%、無脂肪乳固形分8.0%以上、
乳脂肪分3.0%以上のものは「牛乳」と呼び、
乳脂肪分のみを調整して
乳脂肪分0.5%以上1.5%以下のものは「低脂肪牛乳」と呼びます。
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また乳脂肪分0.5%未満のものは「無脂肪牛乳」と分類されます。
脂肪分がほとんどないので味に「コク」がなくなってきます。
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生乳から乳成分を調整した牛乳のうち、
低脂肪牛乳と無脂肪牛乳に該当しない商品は
「成分調整牛乳」と分けられます。
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◆原材料が生乳+生乳以外の乳製品
原材料が生乳と生乳以外の乳製品の場合、
無脂肪固形分8%以上であれば「加工乳」と呼びます。
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もっと低い無糖固定分の割合になると
「低脂肪乳」「無脂肪乳」に分類されます。
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◆原材料が生乳+生乳以外の乳製品+乳製品以外のもの
乳製品を主原料とした飲料で、
上記に該当しないものを以外の品を「乳飲料」と分類します。
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中性脂肪値を正常値に戻したい
つまりカロリーと脂肪量を抑えたい方には、
「低脂肪牛乳」や「低脂肪乳」がおすすめです。
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「低脂肪牛乳」や「低脂肪乳」は、
当然のことながらエネルギーと脂肪量に関しては、
「牛乳」より低い数値になっています。
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では畑のタンパク質と言われている豆乳と比較をしてみました。
【豆乳の成分】
熱量 113kcal
たんぱく質 8.3g
脂質 7.3g
- 飽和脂肪酸 0.95g
コレステロール 0mg
炭水化物 3.7g
- 糖質 3.3g
- 食物繊維 0.4g
食塩相当量 0g
カリウム 425mg
カルシウム 34mg
マグネシウム 56mg
鉄 1.1mg
レシチン 421mg
大豆サポニン 92mg
イソフラボン 58mg
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【牛乳の成分】
熱量 134kcal
たんぱく質 6.6g
脂質 7.6g
炭水化物 4.8g
ナトリウム 82mg
カリウム 300mg
カルシウム 220mg
鉄 0.04mg
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コップ一杯200mlでの比較です。
想像通り牛乳の方がカロリーが高いですが
脂質は大して違わないことを知りました。
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お菓子のレシピには牛乳を使うものが多いですが、
豆乳でもクリームやプリンなどを作ることは可能です。
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コクや風味のあるお菓子を作りたいときは「牛乳」、
さっぱりヘルシーに仕上げたいときは「豆乳」など
使い分けるのも良いと思います。
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そうそうスキムミルクがダイエットにいいと聞いたことがあるので
成分を調べてみました。
スキムミルクは別名脱脂粉乳といいます(100gあたり)
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脱脂粉乳 普通の牛乳
カロリー 359kcl 67kcal
タンパク質 34.0g 3.3g
脂肪 1.0g 3.8g
炭水化物 53.3g 4.8g
ナトリウム 570mg 41mg
カリウム 1800mg 150mg
カルシウム 1100mg 110mg
マグネシウム 110mg 10mg
リン 1000mg 93mg
鉄 0.5mg 0.02mg
亜鉛 3.9mg 0.4mg
銅 0.1mg 0.01mg
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粉と液体は比較しづらいですが、
脱脂粉乳は牛乳と比べると同等のタンパク質とカルシウムを含みながら
脂肪は0に近い食品なので注目を浴びました。
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粉末になっていて日持ちもしやすいので
牛乳の代わりに一度使ってみるのもありかもしれません。
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豆乳も開封前は牛乳よりも日持ちしますが、
一度開封したら賞味期限前でも
3日間位で飲み切るようにしましょう。
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牛乳と低脂肪牛乳の違いは、思ったよりは大きくありません。
どちらかといえば脂肪分が高いバター等の取りすぎに注意したほうが
中性脂肪値が正常値に近づきます。
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(まとめ)
牛乳と低脂肪牛乳はどちらが健康的かというと
栄養価そしては思ったよりは差がありませんでした。
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どちらかというと、コクや風味を楽しみたいときは牛乳、
あっさりとヘルシーに食したいときは低脂肪牛乳と
味覚でお好きな方を選びましょう。