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中性脂肪と青汁。下げるなら食事をする前に飲むのが効果的

青汁。昔はテレビ番組の罰ゲームで飲むぐらい、
味がまずいイメージがありましたが、
今ではポピュラーな飲み物になりました。

しかも青汁が中性脂肪に良いと聞くと
理由を知りたくて調べてみました。

なぜかというと青汁は食物繊維が豊富に含まれているからです。
食物繊維の働きは体内に摂取された後、
胃や腸を通過する際にそこに存在する脂肪や糖分を吸収し、
そのまま不要物として体の外へ排出されます。

よって食物繊維を摂らない時よりも、脂肪や糖分の吸収を減らしてくれます。
また、食物繊維による満腹感が食べ過ぎ防止につながるので、
脂肪や糖質の取りすぎ防止にもなります。

では一日の食物繊維必要量はどれぐらいかご存知ですか?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると
女性は一日に18グラムの食物繊維が必要とされているのに
20~30代女性は約6グラム足りていません。

(平成27年「国民健康・栄養調査」)

60代以上になると16グラム位になり、
必要量に近づきますが、まだ足りていません。

食物繊維が摂れる飲み物として30年前ほどに
大々的にファイブミニが宣伝されました。
コンセプトが足りていない食物繊維6グラムを1本で補うものでした。

食品で食物繊維を取ろうとすると
レタス何個分が必要量を計算してみました。
食物繊維を換算する時によく聞く野菜なので
多いのかと思いきや

レタスは1玉あたり300~500g、100gあたりの食物繊維は1.1g
つまり不足分をレタスだけで補おうとしたら4玉以上食べないと
いけない計算になります。現実的ではありません。

しかもレタスの食物繊維1.1gのうち、水溶性食物繊維が0.1g、
不溶性食物繊維が1.0gのためバランス面も良いとは言えません。
人が摂取する際の食物繊維の黄金バランスは
不溶性と水溶性の割合が2:1と言われているからです。

食物繊維が多い食品を調べてみると

穀類:  玄米 胚芽 米麦めし とうもろこし
豆類:  煮豆(大豆、うずら豆、あずき) 納豆 おから
芋類:  さつまいも 里いも こんにゃく
野菜:ごぼうふき セロリ アスパラガス 青菜類 キャベツ 白菜
果物: 柑橘類(みかん、グレープフルーツなど) バナナ うり類
きのこ類: しいたけ しめじ えのき
海藻類: わかめ 寒天 ところ天

どうでしょう?普段積極的に食べている食材はありますか?私は
食事前に酢キャベツが体に良いことを教わり、
2ヶ月ほど続けています。

確かに確実に1日1回はお通じがよくなり、快腸生活を送っていますが、
毎日だと飽きてしまうのが玉に傷。

またコンビニ生活に慣れている人には
ちょっと敷居が高い食材が多いのも、食べ続けるのには
ハードルが高いと思いました。

そんな時には青汁を飲むのも一案です。
青汁にも種類が多くどれを選べが良いか迷いますが、
中性脂肪を下げる目的としてはケールと大麦若葉を使用している
青汁を選びましょう。

●ケールの効用
・βカロテンを多く含み、ビタミンCとEなど豊富な抗酸化成分
・食物繊維はケール100g中に3.7g含有。
これはレタス100g中の食物繊維1.1gの3倍以上の量に相当。
・乳製品よりも吸収率が高いカルシウムを摂取できる

ただし注意点がひとつあります。
抗凝固薬のワルファリンを服用している人は、
ケールに含有されているビタミンKが薬の効果を半減させます。
量を多く食べるのは避けましょう。

●大麦若葉の効能
・食物繊維、ビタミンC・E、カルシウム、鉄分が多め
・「抗酸化作用」が強く、アンチエイジング効果に期待ができる
・ケールよりは癖がなく、摂りやすい

青汁を飲むことに慎重になって欲しい人は
・アレルギーが有る人、
・腎臓病の人
・妊娠中の人
・C型慢性肝炎の人です。

青汁選びの際は、原材料の表示をしっかり確認することが重要です。

栄養価、成分に砂糖を使っていない、製造法、国産品の条件で
飲んでみたいと思った青汁は
大正製薬ヘルスマネージ乳酸菌青汁と
ファンケル本搾り青汁ベーシックです。

では中性脂肪を落とすために青汁は
どのタイミングで飲めばよいのか調べたところ
食前が良いことがわかりました。

理由は腸に青汁の食物繊維が届き、代謝が良くなるからです。
食事で摂った脂肪分をエネルギーに代えてしまうので
太りにくくなるからです。

これがもし便秘解消を目的にするならば、就寝前になります。
理由は就寝中に青汁に含まれる食物繊維が体内に吸収され、
腸の活動を活発化するためです。

青汁を飲んでみて腸の動きが激しくなることでよく眠れなくなった場合は
飲む時間帯を変えて様子を見ましょう。

量を多く飲めば、青汁の効果を期待できるわけではありません。
自分にあった適量を長期にわたって飲むことで、
中性脂肪値が上がってしまった生活習慣を見直し、
改善していくきっかけになります。

まとめ

食物繊維を積極的に摂ることで、中性脂肪値を下げることに近づきます。
そのためには食品だけでは大量に取れないので、

青汁の力を時には借りましょう。
青汁飲むタイミングは食前がおすすめです。
代謝が良くなり食べた脂肪分をエネルギーに変えてしまうからです。

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