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中性脂肪を下げる薬とは?主治医の助言と共に生活を見直そう

食事改善や日々の運動
生活習慣をかえてストレスを溜めないよう
注意しても中性脂肪値が正常化に近づかないと
不安になる気持ち、よくわかります。

そんな時は内科のお医者様に見てもらい
薬を使って中性脂肪値をコントロールする方法もあります。

お医者さんのサポートを受ける前に
薬の成分が気になる人のために
このページでは中性脂肪を下げる薬について紹介します。

お医者様に薬物治療をしましょうと宣告される
一番多い病気は脂質異常症になっているケースです。

脂質異常症とは漢字でイメージできると思いますが
血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、
LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、
或いはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が
基準より低い状態のことを指します。

薬を使って治療をする目的は、
中性脂肪やコレステロー値を正常範囲まで戻し、
動脈硬化の進行を抑えて心筋梗塞などにならないようにするためです。

昔の話になりますが、矯正治療をする際お医者さんが
「中途半端な知識で意見を言われるのが一番嫌だ」と
言われたことを思い出しました。

確かに専門家に任せるのが一番なのはわかります。
ただ今まで飲んできた薬との相性など
薬を飲む私達も最低限のことは理解した上で
服用しないと後で公開することになります。

予備知識としていくつか
中性脂肪を下げる薬を調べてみました。

【フィブラート系薬剤】

メインの働きは中性脂肪を分解する酵素(リポ蛋白リパーゼ)を
活性化することで、中性脂肪の分解を促します。
また中性脂肪の合成も抑える働きもあります。

副作用には横紋筋融解症や肝障害などの
症状が起きる可能性があります。

【スタチン系薬剤】

主に肝臓において、コレステロールの合成を緩やかにしたり
血液中の悪玉コレステロール
を細胞の中に取り込むことによって、
悪玉コレステロールを減らしたり、
善玉コレステロールを増加させる効能があります。

コレステロール値を下げる薬としてはポピュラーです。
副作用はフィブラート系薬剤同様
横紋筋融解症や肝障害などの症状が起きる場合もあります。

【ニコチン酸誘導体】

トコフェロールニコチン酸は、
ビタミンE製剤とニコチン酸が結合して作られた薬です。

脂質代謝をよくする働きがあり、
脂肪組織から中性脂肪)元になる物質を生成させないように働き、
血液中の中性脂肪値を落とす効果が期待できます。

またビタミンEの力で末梢血管を広げ、
血液の流れを良くする効果ももあります。
副作用は顔のほてりや頭痛が出るケースがあります。

【多価不飽和脂肪酸】

魚の油成分に含まれる不飽和脂肪酸です。
エパデールはイコサペント酸(EPA)、
ロトリガは、イコサペント酸エチル(EPA-E)と、
ドコサヘキサエン酸(DHA-E)をメインにした
複数の成分から構成されています。

これらの成分には中性脂肪を落とす作用と
血液中の血小板の働きを抑え、
血液が固まるのを防ぐ可能性が高くなります。

この考えを突き詰めると
イコサペンタエン酸(EPA)は青魚に沢山含有されています。
また魚の種類によって、含有量は大きく違ってきます。

主な魚のEPA含有量(可食部100グラムあたり)
単位:mg

鮎(生) 89
はまち(生)450
まさば(生)690
まいわし(生)780
さんま(生)850
ぶり(生)940
くろまぐろ(生)1400

また、焼く、煮るなど
調理法によって含有量が少なくなることがあります。

しかしまずは青魚を食べようと意識することから始めましょう。
サプリメントや缶詰が注目されているのは
魚は食べたいけれど焼くだけで良い肉類よりも
手間がかかったり匂いが苦手な人もいるからです。

一つ勘違いをしてはいけないことがあります。
薬物治療を始めたからと言って
体を動かすのをやめたり好きなものばかりを食べる
食生活が許されたわけではありません。

車の両輪のように生活習慣の見直しと
薬物によっての体調管理。
この2つを組み合わせることによって
動脈硬化などの進行を防ぐことにつながります。

虫歯。頭痛、腹痛など
痛みが伴えば人間は辛いので
なんとかこの状況から抜け出したいと本気になります。

しかし中性脂肪値が高くても
ほとんどの人が今まで通りの生活を送ることができるので
自分の体がSOSを出していても
他人事、無関心になりがちです。

しかし病気になってから慌てないよう
血液検査を行って中性脂肪値が高いと知った今が
チャンスと気持ちを切り替えて
主治医と相談しながら普段の生活を見直してみましょう。

(まとめ)

薬を飲む時は、自己判断をせずに
主治医の先生と相談しながら
生活習慣飲み直しと同時に薬物治療を行いましょう。

生活習慣の見直し。
実は自分にとっては当たり前のことなので
変えていくのは最初は戸惑うかもしれません。

食事、運動はもちろん大切ですが
熟睡出来ていますか?
目覚ましがなるまでぐっすり眠る
睡眠時間は人それぞれ違っていいと思います。

ただ目覚めがよいこと、ここをポイントに
もし眠りが浅いとしたらなぜだろう?
と一度振り返って快眠できる環境を整えていきましょう。

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