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中性脂肪は漢方薬で落ちる?まずは自分の証を知ることが重要

中性脂肪は漢方薬で落ちるものなのでしょうか?
もちろん服用することで結果が出るケースもあります。

しかし自分が選んだ漢方薬が
体力や病気に対する抵抗力のものさし「証」が不一致だと
それなりの効果を期待できません。

このページでは中性脂肪を漢方薬で改善する時の注意点と
自分が「虚証と実証」どちらに該当するかのチェック点について
お話させて頂きます。

まず知っていただきたいのは、
エキス剤と呼ばれている顆粒状の漢方薬なら
漢方専門薬局やドラッグストアで購入可能です。

パッケージの表示をみて自分で選ぶことも可能ですが
ひとつ知っておいて欲しいことがあります

それは漢方の考え方は、、
ひとりひとりにあっ処方をいきます。
その時に使われるものさしが「証(しょう)」です。

例えば肥満症に効果的と言われている防風通聖散錠。
こんな人、こんな症状に効くを読むと
「体力充実していてお腹まわりに皮下脂肪が多いこんな方」と読むと
体力充実ってなんだろうと思いませんか?

実はこれは実証の人にあった漢方薬です。
体力充実ではわかりにくい人のために
実証、虚証、中間証の人の特徴をまとめてみました。

●体型は?
実証→筋肉質でがっちりしている
虚証→華奢
中間証→中肉中背

●元気は?
実証→ありあまっている
虚証→あまりない
中間証→まあまあ

●声の大きさ
実証→大きい
虚証→小さい
中間証→普通

●少し動くと
実証→疲れない
虚証→すぐ疲れる
中間証→どちらでもない

●爪の形状
実証→なめらかでピンク色
虚証→筋があり色は白っぽい
中間証→普通

●肌は?
実証→血色がよくツヤツヤしている
虚証→荒れやすくサメ肌
中間証→普通

●胃腸の丈夫さ
実証→強い
虚証→弱い
中間証→普通

●食欲
実証→いつもある
虚証→あまりない
中間証→普通

●便秘をすると
実証→お腹が張り辛い
虚証→大して辛くない
中間証→なんともいえない

この中で当てはまる数が一番多かったものが

あなたの「証」になります。
実証と中間証が同じ数なら、やや実証です。
虚証と中間証が同じ数なら、やや虚証です。
また、実証と虚証が同数であれば、中間証として下さい。

虚証が強くても、実証が強くても
病気になりやすいので注意が必要です。
理想的なのはどちらにもかたよらない、「中間証」です。

自分の「証」がわかった上で一つ覚えておきたいことがあります。
血液型は一生変わりませんが、

「証」は自分の体調によって変化します。
一般的には若い時には実証、年齢を重ねると虚証の人が多いです。

漢方薬を飲んでみたいけれど、よくわからない。
こんな人が大半です。だからこそ漢方薬の特徴を

知っておきましょう。

西洋医学の薬は特定の症状を直したり、

病気を治療するために作られます。
一方漢方薬は人間の体と心は一つのものと考え、
本来持っている自然治癒力を高めることが目的です。

よって同じ病気、症状でも人によって処方が変わって
オーダーメイドに近い薬と言えます。

中性脂肪値を基準値内にするために漢方薬を買うには
一番良いのは予約を取って漢方薬局へ行くことです。
なぜなら豊富な生薬を取り揃えており、
漢方の専門知識を持った薬剤師さん、アドバイザーが
問診、視診、舌診などから自分にあった漢方薬を

選んでくれるからです。

また漢方薬の処方はもちろん、

自分が困っていることを話すことにより
生活アドバイスをしてもらえるケースが増えます。
規則正しい生活がよいとわかっていても、
何から始めればよいかがわかりにくいですが、
プロの意見なら素直に取り入れて健康的な生活を送るための
きっかけにもつながります。

どうでしょう?「漢方薬局へ行ってみようかな?」と

思われましたか?
漢方薬をお医者さんに処方して貰う前に、
普段服用して薬は何かなどを前もってノートに書いて

まとめておきましょう。

気になるのが費用面ですが健康保険が適用される医療用漢方製剤は、
100種類以上あると言われています。
病院で漢方薬を処方してもらう際、診察料はかかりますが、
漢方薬料金は健康保険が適用されます。

ただし薬によっては健康保険がきかないケースもあります。
薬剤の料金もそれぞれなのでざっくりとした計算ですが
1日400円から600円位が目安です。

一ヶ月飲み続けるには、1~2万円かかります。
サプリメントを飲み続けるよりも費用はかかってしまう点を
頭において飲むことをおすすめします。

(まとめ)
漢方薬を飲み始める前に、知っておいて欲しいのは、
自分が「実証」「虚証」「中間証」いずれに該当するかを
調べておきましょう。

「実証」と「虚証」どちらも同じ位該当するようだったら
「中間証」と言えるでしょう。
「中間証」は中庸な状態を指します。

特定の症状を治すだけではなく、
「全身のバランスを整える」ことで
体調を総合的に改善するのが漢方薬の特徴です。

体力や病気に対する抵抗力のものさし「証」は
ずっと同じとは限らず、体調によって変化します。
漢方薬を飲む前に自分のライフスタイルを見直すきっかけにし、
中性脂肪値を基準値内で収まるようにしていきましょう。

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