人間の体の6割から7割が水分だと考えると
毎日摂取する水は良い飲み方をしていかないと
健康につながらないことは素人の私でも想像がつきます。
でも「水」だけを大量に飲むことは長続きする自信がなく、
コーヒーや味噌汁も水分として数えて構わないのかなど
良い飲み方を調べてから実践したくなりました。
ここでは良い水とは一体どんなものを指すのか
また水の飲み方のコツ、注意点はどんなものがあるのか
一度整理をして紹介していきます。
「良い水」と聞いてまず身近な水道水はどうでしょうか?
水道水が体にとって良くない理由のひとつに
消毒に使われる塩素がはいっているからです。ではなぜ塩素を使うかというと…
水道水には発がん性物質であるトリハロメタンや
ダイオキシンが含まれていることが今までの調査から
広く知られています。
水道局できちっと取り除いて貰えれば問題はありません。
しかし各家庭ではなく配給先で同じことを行うと
蛇口から少量しか水が出ないことになり使い物にならないそうです。
よって各家庭の考え方一つでどんな水を
体に取り込むかが大きく変わっていきます。
是非還元力の強い水を飲むことをおすすめします。
ここで注意点がひとつあります。
ミネラルウォーターをペットボトルのまま長期間放置すると
還元力が低下してしまいます。
できれば飲む水だけではなく、料理用にも浸かってほしいことを考えると
還元力の強い浄水器を蛇口に付けたほうが
コスト的にはお安くなります。
また水分を取りましょうと耳にすると
「コーヒーやお茶、ビールなどのアルコール類」で取っています。
という人がいますが「水」そのものをとることが重要です。
なぜなら「水」ではないコーヒーやお茶、ビールは大量に飲むと
血液中に水分を補うどころか脱水症状を起こします。
トイレに近くなる水分は、体にとって良い水とは言えません。
次に健康的な水の良い飲み方として知ってほしいことは
食事の1時間前に500CCの水を飲むことを習慣化することです。。
薬と一緒で食後より食前は難しいですがまずは意識をして下さい。
食事に良い食べ方があるように水にも良い飲み方があります。
ガーデニング経験者はご存知とのとおり
水をあげすぎると根が腐って枯れてしまいます。
人間の体も植物と一緒です。
口から入った水は胃腸で吸収されたあと、
血管を通って体全身の細胞に運搬されます。
そのため血液の流れがよくなると新陳代謝がスムーズになり
血液中の中性脂肪やコレステロールを減らすことにも
つながると言われています。
成人は一日2リットルの「水」を飲むと良いと聞いても
食事の直前では胃がお腹が一杯になってしまって
肝心の食事が思うように食べられなくなります。
かといって食事中や食後では消化、吸収の妨げになります。
食事中は水はコップ一杯程度
そして食事の楽しみ日本茶やコーヒーなどを飲んでも私はいいと思っています。
では体のリズムを考えると水の補給タイムは
朝の寝起きと食前の1時間前が理想的と言われています。
水だけなら30分ぐらいで胃から腸へ進むので消化の妨げにもなりません。
なぜ食前500CCの数字を目安にして欲しいかというと
人間が一日に排出する水分量は汗で蒸発するものも含めると
約2500CCと言われています。
もちろん食品の中にも水分は含まれているし
水以外にコーヒーや味噌汁等の水分も摂取しているので
一日1500CC以上の水を取って欲しく1回の食事では500CCの計算になります。
ただしこの食前500CCの量はあくまでも目安です。
胃腸が丈夫でなく下痢担ってしまう人にとっては
水の量が多すぎると体が悲鳴を上げています。
普段水を飲むことを習慣になっていない人は
まずコップ一杯の水を飲むことからはじめてみて
様子を見ながら量を増やしていきましょう。
あと水の温度も気を使って飲みましょう。
夏場の冷たい水はのどごしが良くてついつい飲んでしまいがちですが
体を冷やすもとになります。
常温、あるいは少し温めた水が体の負担になりません。
冬場水を飲むのに抵抗がある人は白湯でもかまいません。
ただしレンジやポットではなくやかんで沸かしたほうがベターです。
ただ体温よりも低い温度の水を飲むほうが
交換神経が刺激されエネルギー代謝がよくなり
消費カロリーが増す実験結果が出ているそうです。
20℃前後の水が一番よいとされています。
最近コンビニでも「常温」用の水が用意されています。
冷暖房が整っているので20℃ではない可能性もあります。
しかし冷蔵棚にずっと置かれているものよりは体の負担がありません。
冷たすぎる水は体を一気に冷やしてしまうので
体調不良につながりやすいので注意しましょう。
体を冷やすと低体温となり体に様々な影響を及ぼします。
健康的な人の平均平熱は36.5℃と言われていますが
一度下がるだけで新陳代謝が約50%も落ちると言われています。
中性脂肪値を下げるためにも体全体を考えても
飲み水の温度は低すぎないよう、
ちょっとぬるいぐらいで抑えたほうが無難です。
(まとめ)
中性脂肪値を下げるための水分補給としては
お茶やコーヒーは嗜好品と考え、
還元力が強い「水」を食前1時間前に500CC飲むことをおすすめします。
また水の温度にも注意して頂き、
冷たすぎると体の負担が大きくなります。
20℃前後の水温で飲むよう習慣化していきましょう。