運動を始めるのに手軽に始められることの一つ、
ウォーキングは特別な準備物がいらないので
やってみようかなと思う人が多いです。
確かにハードルが低い運動ですが、
問題は毎日30分以上続けないと意味がない?と
聞くと自分が本当に続けられるのか自信がないことです。
歩くことは普段でも行っていること。
この運動をどのようにすれば脂肪を燃焼してくれるのでしょうか?
ここではウォーキングを毎日30分行うまでの準備知識を紹介します。
これまで運動をしたことがない人にとって
ウォーキングは有酸素運動なので内蔵脂肪を減らしたり、
血糖値や中性脂肪値を下げるのに適した運動です。
そして何よりも準備物が必要ないことが始めやすいです。
もちろん本格的にやろうと思ったらウォーキングシューズなど
こだわった道具を揃えてはじめたほうがベターです。
でも歩く運動は家にある汗をかいていい服装
たとえばTシャツと伸縮性のあるパンツ、
そして足にあったスニーカーがあれば今日からスタート可能です。
ただ気になるのがウォーキングは毎日30分以上歩いて
はじめて脂肪が燃焼するという点。
運動開始すぐはエネルギー源として血液中の糖質が使われます。
よって本気で中性脂肪値を落としたい、痩せたいと思うなら
毎日30分以上のウォーキング、できれば1時間のウォーキングが理想です。
そして体が慣れたらジョギングにシフトすると消費カロリーも増えます。
しかし毎日30分以上歩くのは簡単なことじゃありません。
そんなの無理だと思って諦めてしまってはもったえないです。
まず少しの距離で構わないので普段より歩く、ここからはじめましょう。
普段の通勤路よりも遠回りしてみる、バスを待っていても
時間どおり来ないときは、ひとつ先のバス停まで歩く、
エスカレーターよりも階段を使うなど、まずは体を動かすことになれましょう。
理想は出勤前に歩くのが健康的な生活リズムもとれるし
何より気持ちよく朝をすごし、朝食も食べられます。
でも天気が悪い、体調が悪いなど、エトセトラ。
いくらでも言い訳をしてサボってしまう自分の姿がスタート前に見えたので、。
私はわざわざウォーキングのために時間を作ることはせず
通勤時間の徒歩の時間を有効活用することにしました。
荷物があるので腕を振って大きくリズミカルに歩くのは諦めましたが、
顎を引いて前を見る、胸をはる、お腹に力を入れる
歩幅は普段より長くとって歩くなら出来ると思い実践しました。
そして歩く時間以上に大切なのが「正しい歩き方」を身につけることです。
時間、距離を伸ばしても間違った歩き方をしていては
中性脂肪値を落とすためにはじめたことが体に負担をかけてしまいます。
ウォーキング教室で教わった新保泰秀先生によると
正しく歩けば不調が消えるのに足首の歪みを直さない限り
健康体にはほど遠いと聞くと怖くなりました。
今までの歩き方を変えるのは大変だと思いがちですが、
ポイントは5つだけと教わり気が楽になりました。
しかもたくさん歩く必要はなく、1日300歩5分で構わないそうです。
1,膝を伸ばし、かかとで着地をする
膝を伸ばすこと、これが一番意識をして直してほしい点です。
なぜなら膝を伸ばすことで足首が左右にブレることなく
膝や腰がねじれることがなくなります。
2.後ろ足のかかとを上げる
着地をした後。後ろ足のかかとを上げて足首を伸ばします。
この動きから前足に無理なく重心が移動します。
無理して力を入れる必要はありません。
3.後ろ足の付根を伸ばす
日本人は体育の授業で行進を教わりますが
ももを上げて歩くことを体が覚えている人が多いです。
しかし足を前に出すよりも後ろ足を伸ばして残すイメージを意識しましょう。
4,足先を進行方向に向ける
足先、特に中指が進行方向に向いているかをチェックしましょう。
中指が進行方向にむいていれば自然と足首もニュートラルな位置にあり
無理なくポジションをキープできます。
5.ふくらはぎのポンプを使う
歩くことでふくらはぎが伸びたり縮んだりします。
すると全身の血液循環がよくなり血流がよくなります。
つまり健康体への第一歩となります。
この歩き方を教わる前はつま先から着地をしていました。
かかと→小指→親指の順番に体重移動することに
最初は違和感を感じていました。
でも続けることによって慣れてきます。
歩くことはどんなに世の中が便利になってもなくなりません。
いつまでも自分の足で歩けるに越したことがありません。
(まとめ)
ウォーキングは毎日30分以上歩くことができれば
もちろんそれにこしたことはありません。
ただし正直言って今まで運動していない人にとって簡単ななことではありません。
まずは歩くことから始めることが大切です。
そして正しい歩き方をみにつけていきましょう。
一ヶ月続けれると脳と体が覚えてくれます。
ウォーキングだけにこだわらなくても
特に天候が悪いときは家の中で出来る踏み台昇降等
体を動かすことに慣れることからはじめていきましょう。