食生活の見直しをしていくと水分補給について
どうすれば一番体重が落ちるのかが気になってきます。
水分と一言で言っても色々ありますね。
真水、炭酸飲料、お茶、お味噌汁、スープ等
水分は人間の体の約7割、影響力が大きいです。
このページでは食事の前に水を飲むメリットについて紹介します。
空腹すぎるとついつい早食いになってし待った経験はありませんか?
「早くこのペコペコの状態から逃れたいと」とストレスを感じると
イライラしているし、ゆっくり食事を楽しもうと心のゆとりがないこともあります。
食事と食事の間の時間が長いこと空いてしまうと
脂肪を合成する働きが活発になるので「極度の空腹」は
ダイエット中は大きなデメリットになります。
お腹が空いて仕方がないときにまずやっていただきたいのは
まずコップ一杯の水をゆっくり飲みましょう。
水を飲むとまず心を落ち着かせます。
そして水を飲むことによってお腹も膨れます。
お腹が一杯になれば食べすぎを防ぐことに繋がります。
寒いときに真水を飲むのが辛い場合は代用も可能です。
冬場は冷たい水を飲むと体が冷えてしまうので
少し温めた水をゆっくり飲むようにしましょう。
白湯ダイエットも有効です。
水以外であれば、味噌汁、スープ、サラダの小鉢などで
まずは空腹の状態を抜け出しましょう。
熱いスープならば食事のペースを落とすことも可能です。
さて「水」に関心を持ったところでふと思い出したことがあります。
それは健康セミナーで教えてもらった
体にとって良い水の条件です。
1.有害物質を含まないこと
身近な水として水道水があります。
病原菌が悪さをしないよう衛生面より
カルキ(次亜塩素酸ナトリウム)を使って管理しています。
自分の家の水道水をチェックするには
DPD試薬(遊離残留塩素濃度測定用)がわかりやすいです。
夏場は特に塩素を多く使っていることが一目瞭然です。
安価な対策方法もたくさんあります。例えば100円ショップの蛇口フィルター等
一度チェックしてみましょう。
有害物質は塩素だけではありませんが調べやすいので紹介します。
2.ミネラルバランスがよいこと
スーパーやコンビニでは沢山ミネラルウォーターが売られています。
種類が多くてどれが自分にあっているのか迷うぐらいです。
人間にとって重要なミネラルは「カルシウム」と「マグネシウム」です。
そしてこのバランスが実は重要です。
カルシウムは骨や歯などを形成するので
小学生家庭科の時間でも大切だと教わった記憶があります。
しかし最近このカルシウムとの関係で
注目を浴びているのがマグネシウムです。
主に循環器系の健康を維持するための必須ミネラルです。
よってマグネシウムが不足すると
疲れやすい、何となくだるい、イライラするなどの症状を現わします。
病院へ行くほどではない体調不良、日常生活に支障をきたします。
しかもカルシウムを取りすぎるとマグネシウムの吸収を
妨害する事がわかってきました。健康に良かれと思っているカルシウム摂取。
何事もやりすぎは禁物です。
『カルシウム2に対してマグネシウム1』という比率で摂取することが
理想的であると研究結果が出ているそうです。
マグネシウムを多く含んでいる海洋深層水が流行った理由の一つです。
3.還元力の強い水
どんなにミネラルウォーターの成分に注意して水を飲んでいても
ペットボトルのままで放置しておくと
還元力が次第に落ちてしまっています。
一般家庭では数値を測定することは困難ですが
考えてみてください。●●の天然水
湧き水をくみあげた直後と店頭で並んでいる水。
見た目は一緒ですが水そのもののエネルギー
還元力は違ってしまいます。
またすべての飲水を市販のミネラルウォーターにするのは。。。
飲料だけではなく、ご飯を炊いたりお味噌汁を作ったりと
全てに使うのは手間もコストもかかります。
還元作用がある浄水器を使うのも一つの手です。
人間にとって「水」はとても大切です。
食前に飲むことをはじめ、1日2リットルの水を飲むと
健康によいと聞いたこともあります。
ただし何事もやりすぎは体に負担をかけます。
ガーデニングや観葉植物を育てる時を思い出してください。
いくら良い水でもむやみに与えると根が腐ってしまいます。
それと同じように人間の体に与える水分は、
適した「時間帯」と「量」があります。
そこで毎日の食事の1時間前にコップ2杯ほど(500cc)の水を飲みましょう。
と、胃腸内視鏡外科医の新谷弘実先生の本で教わりました。
もちろん人によって必要な水分量は変わってきます。身体を動かすことが多く、
汗をよくかく人はもっと多い量が必要になります。
もし1回につき500ccでは下痢をしてしまう人は、
350cc程度に落として様子をみましょう。
1日に2リットルの量を守ることよりも日々水分を取る習慣をつけましょう。
食事前にお腹を膨らますための水分だけなら
真水以外のコーヒーや紅茶、お茶で水分補給をしても構いませんが
体調管理の観点から考えると意味合いが変わってきます。
汚れてしまった白いシーツを洗う時を思い出してください。
汚れを落とすのに、コーヒーやお茶を使って洗濯するでしょうか?
人間の体から余計なものを排出させるためには「水」を飲むことが重要です。
腹八分目が自力でできれば誰も苦労しません。
だから少しでも食べすぎ防止に工夫して
食事前に「水」を飲むことで体重管理をするようにしましょう。
(まとめ)
食事をする前に水分を取ることは、
お腹を膨らませて食べすぎ防止と同時に
新陳代謝を良くして老廃物や毒素を排出させやすくします。
人間にとって7割近い比率を占める水分。
食物の質をこだわるのと同時に毎日口にする水にも興味を持って
中性脂肪を燃やしやすい体作りをしていきましょう。